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流域が守られた、奇跡の森


本を読んだあとに、メモを取ろうかどうから迷うところなんだけど、なにかしらアウトプットをしないと読み終わった感がしないので、〆のラーメン的な感覚で、メモしておこう。



『いま行きたいところはどこですか?』と問われたら真っ先に答えるだろう。

小網代です、と。



首都圏の中で唯一の『流域まるごと』保全されている場所、神奈川県は三浦半島にある小網代の森。

自然の保全と聞いて真っ先に浮かぶのは、自然のままの状態で、なるべく人の手を加えないという感じのこと。

でも、自然というものは放置していればいるほど、荒れていき、生態系はどんどん崩れていく。

自然のまんまで豊かな生態系が保たれるケースはとても稀で、ほとんどの場合が草木が生い茂り、暗闇と化してしまう。



そういう一般的な誤解との奮闘もありながら、あえて人の手を加えながら自然を自然のままに残している、小網代の森。

人が人として、自然と共存していくために、人が自然の役に立てる生き方、それがここに書かれているような気がした。

毎月第3日曜日には、ボランティアにも参加できるみたい。暖かくなってきたら参加してみたい。





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