2020年Jリーグ戦力分析・浦和レッズ編

浦和レッズ

IN
武田英寿(←青森山田高校)
レオナルド(←新潟)
伊藤涼太郎(←大分)(レンタルバック)
トーマスデン(←オーストラリア・メルボルンビクトリー)

OUT
岩舘直(→Criacao Shinjuku)
森脇良太(→京都)
茂木力也(→愛媛)(レンタル→完全)
オナイウ阿道(大分→浦和→横浜FM)
山田直輝(→湘南)(レンタル→完全)
池髙暢希(→富山)(レンタル)
大城蛍(→鳥取)(レンタル)
井澤春輝(徳島→浦和→鹿児島)(レンタル)

寸評
大槻毅が正式に監督に就任した昨季は想定外の大不振に苦しめられた。リーグ戦では最終節まで降格争いに巻き込まれ、天皇杯ではラウンド16でHondaFCに完敗。チーム一同誰一人その成績には満足していないはずだ。
しかし、ACLでは敗れたもののファイナルまで残る等、全てが悪かったわけではない。巻き返しを図る今季、何を修正してどこを伸ばすのか。昨季の悔しさをバネにV字回復といきたいところだ。
だが、オフシーズンは寂しい結果に終わった。主力の退団こそ無かったものの、新加入はレンタルバックの伊藤を含め僅かに四名。かつての求心力は陰を潜めてしまった。
とはいえ、楽しみな点もある。1人は昨季J2得点王のレオナルドだ。一昨季はJ3、昨季はJ2で20得点以上を叩き出し、2年連続での得点王に輝いた若きブラジリアンには嫌でも高い期待がかかる。昨季34得点と得点力不足に苦しめられたチームにとって、興梠以外の点取り屋は必須。その実力をJ1の舞台でも発揮できるか。
また、もう1人活躍に期待がかかるのが1月末に加入したトーマス・デン。ケニア出身のオーストラリア代表DFは日本初挑戦でどんなプレーぶりを見せてくれるのだろうか。
浦和レッズというビッグクラブにおいて2年連続での不甲斐ない成績は許されない。日本一のサポーターと共にタイトルを掴み取れ。

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