2020年Jリーグ戦力分析・ベガルタ仙台編

ベガルタ仙台

監督:渡辺晋→木山隆之

IN
小畑裕馬(←仙台ユース)
佐々木匠(←山口)(レンタルバック)
吉野恭平(←広島)
赤崎秀平(←川崎←名古屋)
浜崎拓磨(←水戸)
イサッククエンカ(←鳥栖)
パラ(←ブラジル・ボタフォゴ)
アレクサンドレゲデス(←ポルトガル・ヴィトーリア)(レンタル)
イユノ(←福島)(レンタルバック)

OUT
小島雅也(金沢→仙台→群馬)
石原直樹(→湘南)
大岩一貴(→湘南)
永戸勝也(→鹿島)
ジオゴアコスタ
阿部拓馬(→琉球)
吉尾海夏(→横浜FM)(レンタルバック)
ハモンロペス
梁勇基(→鳥栖)

寸評
昨季も残留争いに巻き込まれながら11位でフィニッシュ。11年目のJ1に挑むことになる。
とはいえ、7年連続での二桁順位。2014年途中から指揮をとっていた渡邊晋監督がシーズン終了後に退任する運びとなった。
新監督として招聘されたのは木山隆之。J2での指揮経験が豊富な47歳は2015年に愛媛、昨季は山形を昇格プレーオフへ導いた。J1で監督を務めるのは今季が初めて。杜の都でどんな木山マジックを見せてくれるのか、初年度から注目が集まる。
入退団ではチームのバンディエラ的存在だった梁勇基の退団がサッカー界を賑わせた。また、チーム2位の6得点を挙げたハモンロペスが退団、チームトップの10アシストをマークした永戸が鹿島に引き抜かれた。
加入選手で注目したいのが鳥栖から移籍したイサッククエンカだ。主に左サイドで縦横無尽な活躍を見せていたアタッカーの存在は攻撃にアクセントを加える存在として期待が集まる。また、昨季名古屋でプレーした赤崎は好不調の波こそ激しかったものの、ハマったときの爆発力には期待を抱かざるを得ない。
そして、何よりチーム浮沈のカギを握るのは新外国人2名。共に年代別代表経験のある彼らがチームにマッチすれば大きな起爆剤となるはずだ。
五輪イヤーの今季は長年二桁順位に甘んじる状況を打破する分岐点となるか。そして、木山マジックはJ1の舞台でどれだけ炸裂するのか。新生ベガルタの船出は2/22、ホーム・ユアスタから始まる。

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