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人生なんて、実験みたいなもの。最終的に笑えれば、それでいいじゃないか。
人生は所詮実験だと思っている。
最終的=つまり死ぬときにこれで良かったと笑える人生になれば、まあいいんじゃないかと。
実験をすればするほど、成功に近づくのは周知の事実だろう。あの有名なエジソンさんが残した名言のように、成功には何通りもの方法を試すことが大切なのだ。
I have not failed. I’ve just found 10,000 ways that won’t work.
- Thomas Edison (トーマス・エジソン) -
私は失敗したことがない。ただ、1万通りの、うまく行かない方法を見つけただけだ。
私は持病の影響で2回くらい死んだ。
3回目に死にかけたときは、2回目までの知識と教訓でなんとか息を吹き返したが、「死」は意外と身近にあるものだと学んだ。
この経験が無ければ、人生は実験なんて思わなかっただろう。
持病で死にかけるというエピソードは、私に重大な変化をもたらしたからである。
まず持病を治す薬を探す実験が始まった。
副作用がひどくて余計死にそうになる薬もあったが、生きるためには実験しなければいけなかった。
薬を見つけたら、休む実験が始まった。
私は休むのが大の苦手だ。常に何か考えている方が好きだし、今でも安静にしてくださいの意味がよく分からない。
でも当時はこれほどかというほど寝てみたり、緑を見つめてみたり、休む実験をたくさんした。
結果、私にとって休むとは「自分の頭の中にある考えを書き出す」という結論に至った。
休んだあとは、生活スタイルを変える実験が始まった。これが何より一番辛い。自分の衰えた体力と向き合い、それに合った生活を整えていくのはかなり苦しい作業だった。
この実験は、最初に倒れた2014年の秋から今までずっと続いている。一生涯続く実験だと諦めて気長にやってこうと思っている。
そんなこんなで、生活スタイルをある程度整えたら仕事を考える実験に辿り着いた。
今までのうまくいかなかったサンプルをまとめたうえで、自分の強みを分析した。
これなら大丈夫かなと思ったのが、「ライター」と「学童指導員」で、今もなんとか続けられている。
うまくいかなかったのは、
生命保険会社の総合職、私立高校の常勤講師といったフルタイム社員。アルバイトでは生徒との距離が近過ぎるオンライン家庭教師。仕事終わりが22時以降になる塾講師。
・フルタイムで身体に負担がかかる
・特定の他人との距離が近過ぎる
これが分析結果だろうか。
人生なんて実験だ。
私は持病のおかげで、人生は実験だと思うことができた。失敗はなるべく避けたいが、死ぬときに笑い話になれば結果オーライだろう。
うまくいかないのが当たり前。
失敗なんぞ失敗ではない。
どんどん実験して、自分の人生を笑顔で締めくくりたい。
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