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阿蘇〜関東へ縁繋がりの旅(播州、丹波・その1)


広島の瀬戸内海の淵で世が明け
丹波へ向かう

なるべく海岸線を選び北上し
広島市内の混雑する都会の一般道は避けて高速へ逃げ、通り過ぎたらまた下道で。

お城に強い関心はないのだけれど、
小寺官兵衛の居城だったのではないかと言われる地にある白鷺城(姫路城)だけは、一度見てみたいと思っていた。
開放が16時までで、
近くを通った時にはギリギリ間に合うか
間に合わないか…
運転しながら相当迷ったけれど
ふっと、お城の方に曲がってしまった。

お〜美し〜

感動だった。
しかしこれは、黒田官兵衛が住まいにしていたころの姿ではなく、関ヶ原の戦い以後改築を重ねられて、この美しい姿になったと言われている。

入場ギリギリで、中の見学はもう締め切られれていた。残念だけど、また来よう。

それより、石垣に興味を持った


大きな石、小さな石を組み合わせ
算木積みと言う技法を使って、扇の勾配と言われる緩いカーブを描いている。
古人の美的感覚と機能を兼ね備えた技やいかに。
もう、これだけ見られれば、わらわは満足じゃ。

と、姫路城を後に…

この日の夜は播州の山の中の
施設の駐車場で車中泊し、朝を迎えた

翌朝、顔を洗う場所を求めて出発!
光明寺と言うお寺に辿り着いた。

お寺の公衆トイレの多目的トイレの水道で顔を洗って、ふと見ると…
ギョ!!誰かが要を足して、汚物が詰まって流れてない。。。
マジかよ…
おいおい、そのままにして行くなよ…

多目的トイレの中を見回したら
詰まりを解消する道具があるじゃないですか!!!
シュポシュポやったら、詰まりは解消し。綺麗に流しました。

ホッとして外に出たら
なにやら竹箒を積んでお掃除に来た方々が。
お寺と、お寺までの道のり側溝を掃除しに来たそうです。
丹波の方との約束の時間まで、まだあったので、その道の掃除を手伝わせてもらいました。


にゃん
流石に、お寺のある森は。綺麗に整備されてました。
マムシグサ
角度によって微笑んで見える
エンジン式の枯れ葉を吹き飛ばす機械を背負って
私も歳を重ね風になれるかなぁ


かつての戦いの地で…
道祖神が沢山ありました



お寺のお参りと、その森の散策もして降りて来たら。「コーヒー飲むか〜?」と、お掃除のお父さん。10時休憩も混ぜてもらって。九州から関東へ行く途中なこと、其々の家族のこと…そんな話をした。
私も、九州の柑橘類をお渡ししたら。
作業を終えたお父さんが、ボンネットを開けて点検してくれた。
ウォッシャー液が入ってないからと、自前の液を水で薄めて足してくれた。

ロケットストーブで焚く枝も、もらって来た。
お父さん、ありがとう!

そして、目的地は30分程の場所。
道中で色々な事があり、長くなってしまうので、また後ほど、、、。

いつも読んでくれてありがとう!
傷つけ合うのも人だけど。
さっき会ったばかりなのに、温かい心の交流ができるのもまた、人。
私は、温かい人に恵まれて、感謝あるのみです。
颯月(*´∀`*)

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!