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トイレのこと

阿蘇の森の
私が居候しているシエン君作の三角ハウスから
ちょっと先に馬ちゃんがいる牧柵があって
その手前にトイレがある

この、トイレの手前の
土がちょっと黒くなっているところから
今あるところに
レイちゃんが新しく穴を掘って移動してくれた
ありがとう!!!!

囲いは移動出来る様に作ってあるみたい

このトイレは土に深く穴を掘って
足置き場を設置しただけ
トイレットペーパーは使わないよ
もちろんウォシュレットもない

かなり深いよ

どうするかと言うと
ペットボトルに水を入れて持って行って
手で綺麗に洗う
水滴は布で拭きとる

普通の暮らしでは考えられないし
臭いもの触るの嫌だ!キモい!
と言う気持ちが起こるのが普通
私も無かったわけじゃない

でも、自分のだよ
それに、赤ちゃんのオムツ洗えたもん
(私は布オムツで、出掛ける時はお尻洗い用に温水を入れた水筒を持って出掛けた。一緒やん!)

やってみると
こっち方が全然綺麗になる
紙で拭いてた意味がわからなくなる
冬は暖かいお湯を持っていけば
温水ハンドウォシュレット!
宮崎のひょうたん市場も同じ

ちなみに、小さな子は
穴に落ちる心配があるから
トイレの近くにして
大人がそれをシャベルで拾って
穴にポトンと投げてる
汚い?犬や猫の糞はそうしてるでしょ^^

掘った穴がいっぱいになって来たら
土を上から被せて埋めて
違う場所に移動する
糞は土に還っちゃう
埋めた土の上に虫なんて
しっかり埋めてあれば全然匂わないし
虫も寄ってこないし
暫く経って掘り返しても土しかない

もし、万が一
インフラが機能しなくなったら…

土地がある人は
穴を掘れば良いんですよ
そして、周りを囲えば

お年寄りや、弱っている人がいたら
元気な人が掘ってあげればいい

そんな時は、寒いとか
汚いとか、臭いとか
蝿が…とか言ってられないでしょう
ビニールで簡易トイレとかあるけど
水洗トイレに拘ればそうなるけど…
どーすんの、そのビニールの中の汚物

人間の便利を追求して
アスファルトやコンクリートに埋め尽くされた
都会では難しいけどね
それは、皆んながそうして来たのだから
其々に知恵を出し合って
解決する問題
間違えていたと思ったら
失敗を悔やみ、仕方ないと
そのまま進むのではなく
こっちだったな…と言う所へ戻れば良いと思う

地球には循環する力があることを
忘れてはいけない

この森に住ませてもらって
気付いたことです
ここへ来て暮さなければわからなかったこと
沢山あります

不便なこと、辛いこと
寒い、暑い、痛い
あります!

浅はかで、無知で、盲目だった私
今も、大して本質は変わらないと思うけれど
明らかに、この暮らしから
以前の私に無かったものが生まれている

いつか、何処かわからないけど
私も穴を掘る時が来る

ケンゴマン家族
私の家族、友人
応援してくれる人たち
Twitterのフォロワーさん
森に、地球に

感謝です

トイレのことは前も書いたけど
また書きたくなっちゃって。。。

読んでくれてありがとう(*´∀`*)颯月

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!