過剰な包装

贈り物は「体裁」が良い方が良い
と言う概念がある
それが、過剰包装を良しとし
沢山の廃棄物が発生する

前職が日本茶の専門店だったから
体裁の良い綺麗な包装は絶対的に必要だった
包装のたるみ、はみ出し
箱に沿ってピシッ!っとした包装が出来ているかどうか定期的にチェックされた
お祝いの包み方なのか
仏事の包み方なのか
それも、間違えたら失礼にあたるとして
厳しく教え込まれた

大きなご葬儀の時は
何百個も徹夜で包装する

この箱とか。。。
包装紙とか。。。
掛け紙(のし紙とも言う)
みーんなゴミになるよね…
心の中で呟いてた

体裁とは
要は相手からどう見られるかを気にして
見た目を取り繕うこと

私は、プレゼントと共に
ゴミになってしまうようなものを
なるべく使いたくないと思う

素敵なラッピングの贈り物
戴くと嬉しいけどね♬

私達がラッピングして贈るのは
体裁だけじゃないと思うんだ

贈りもの=感謝で
ただ物品をそのまま贈る
と言うのも嫌だものね

だから
あと何度か、何かの形で
使い回せるものに包んで…と思って
袋を縫いました

写真左側が袋


願わくば
小物入れに使ってもらったり
もう少しゴージャスなリボンを通し直し
その先の誰かに贈り物のラッピングなどに
使ってもらえたら幸いです

人間の業として
地球の資源を使うことは罪とは言い切れない
けれど、どうしたら環境に負荷をかける事が少なく使うことが出来るのか…それを考えることは
大切な事だと思う

もしかしたら
紙や布、木などの植物素材は
燃やして灰にして土に早く還してあげた方が
良いのかも知れない

だとしても、他の何処かで生きる
同じ人間の手が作り出したもの
その労力、時間、こころ、暮らし
そこに思いを馳せて
もう少し大切に思い使ってあげたいと思う


だから、素敵な贈り物の
箱とか缶とか袋とか…棄てられなーい
ワタシです。。。
使い回すよ

颯月(´-`).。oO

2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!