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藁(わら)綯(な)うコタコッコー作銭

大地の香り温もりを持った稲藁を綯いながら私は稲藁と同じ生命を感じながら日々自分と対話している。その藁との縁で繋がった宮崎県のひょうたん市場へ。。。

『藁(わら)綯(な)うコタコッコー作銭』

頑張っても頑張っても、ピラミッドの頂点に人生の限られた時間を搾取され僅かな報酬しか与えられず人々が疲弊し、産みの親である地球の環境は、人間の経済活動を正当化し壊すばかり。。。

そんな世界にNo!を突きつける活動を続けているひょうたん市場とご縁が繋がり、12月の半ば過ぎに、活動拠点を群馬から宮崎のひょうたん市場へ移動し、市場作りに参加します。

テントと寝袋を持ってキャンプ暮らしになります。そのための移動資金が足りません。

この藁人形を今後の生命保持と活動の資金に換えたいと思い、作銭を投げてくれる方を募ります。

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藁人形(大地と水を意識しています)二人で10,000円です。どちらか一人と言う選択も有りです。

しかし、すみません。手数のかかるもので、移動に係るる作業をしながらなので、なるべく早く作る努力をしますが、直ぐに送ることが出来ません。信用して待ってくださる方がいたら、応援して下さい!

または、こちらの鳥の巣の様な鍋敷きと、ミニ箒、その他オマケ(オマケはその時により色々変わります)を選択可能です

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キャンプ暮らしのため、不要なテントも募集してます。

また、藁の草履を前払いで欲しいと言う要望も既にいただいており。ちょっと時間がかかりますが、必ずお届けする予定です。真心込めて作りたいです。

作銭を投げていただける方はTwitterの私のアカウントにご一報下さい。私はいま、Twitterで繋がった皆さんに既に応援、声援で支えられ、宮崎県へ行くまでの期間を生きられています。心より感謝です

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https://twitter.com/treasure_55/status/1328391163322122241?s=21

✴︎作銭の振込先✴︎

ゆうちょ銀行 10420-06178351 フクダ スミコ

ゆうちょ以外の銀行から 048 普通預金 0617835

少額の応援もこのnoteのサポートより募ります。ありがたいです。


コタコッコーの意味⁂「côte à côte 」コタコットゥ、寄り添ってと言うフランス語が語源で、ひょうたん市場に共栄している烏骨鶏(ウッコ)たちの啼き声を捩った造語です。

私が使っている藁(わら)とは

稲の茎や葉を乾燥させた物。です。燃料、飼料、工芸品・藁葺屋根、生活用具などの原料として古くから利用されていますが、物質主義の使い捨て社会で生活に活かす人は少なくなり、砕いて飼料にしまう農家が殆どだそう。もったいないな…

綯う(なう)とは

様々な素材の繊維を捻って撚りをかけながら、それを2本同じテンションで絡ませロープにすることを、綯うと言います。昔は家で子供の仕事だったそうです。今は殆どの子供が出来ません!残念!復活させたいな。


以下は私と稲藁とのことを綴ります。良かったら読んでください。

稲わらとの出会い

私が初めて藁を綯ったのは、娘が小さいころ、児童館のイベントでお正月のしめ縄づくりに親子で参加したときのことでした。昔遊びの竹細工のおもちゃなども作るお爺さんが講師で、藁など綯ったこともない、大体、”綯う”という言葉の存在さえ知らない私と私たち世代の保護者が藁を綯うということは、なかなか難しい。講師のお爺さんも、教えるのが大変のだろう「今の親はこんなことも出来ないのか!子供が出来ないのはあたりめぇだ!」とあきれ返っていた。


お爺さんの幼少期は、お大臣様(祖母は代々裕福な家の人の事をそう呼んだ)でもなければ、生活の必需品であるロープを作ることは、誰でも暮らしの知恵として備わっていたものらしい。しかし、お金を払えば自分の手を汚さずとも、何でも手に入る時代は、藁など全部砕いて土に蒔き、縄など綯えなくても110円で色々な素材のロープが手に入る。働きにも出ず、こんな事をやっている私の様な人間は、意味のない不必要な人間に分類されてもおかしくないのです。


お金は、お金を稼げる人が偉い人にして、考えたらわかることも考えなくし、まだ使えるものも次々に廃棄し自然を破壊し、自分でやれば出来ることもやらないで良い社会を創ったのです。本来のお金は、人々のコミュニケーションの手段で支え合うことの役割であったにも関わらず。。。

娘も大きくなり、児童館のイベントなど参加しなくなり。時々思い出して、またやってみたいなと思うも、藁など手に入る知り合いもおらず、そのまま何年も過ぎました。あのお爺さんは元気なのだろうかと、時々考えるのです。

想い馳せていた藁綯いとの再会

私が縁に導かれ、自己欺瞞の中に生きることと、これまでのお金への執着を手放なそうと心に決めて、ある組織との関係を切った頃

Twitterで宮崎県のひょうたん市場作りをする吉田ケンゴさんの、「市場を組む藁縄が足りません」と言う呟きを見て、その当時の私の現状であってもこれならひょうたん市場の活動に参加出来る!と思い直ぐに手を挙げた。

藁が何処かで手に入らないかと知人に聞いて回っても、なかなか見つからず、挙げ句の果てに、そんな事…と否定される有様。私がやりたい事を否定するメソッドは振り払っても、また纏わりつく。

もういい!とAmazonで買い、既に忘れてしまった藁の綯い方をケンゴさんに動画でTwitterのタイムラインにアップしてもらった。以前やったこともあり、そうだそうだと思い出し綯い始めた。やはり最初はなかなか難しかったけれど。

そして、2020年7月末にそれを持って宮崎へ車で向かう事になった。そこで過ごした時間で、軸足は宮崎に置くことを決め群馬へ戻った。

自分と向き合う時間

そしていま、私の部屋にはひょうたん市場から届いた藁がいっぱいあり。私の生きる希望となっている。

誰かから与えられた労働なら、こんな単純な延々と続く作業は気が狂いそうだ。しかし、自らの魂が欲する労働はこの上なく喜ばしく、180度違う物になることに気付いた。まだ、その感覚を手に入れていない人々には、是非体験して幸福になってもらいたい。

それが、この冷たく厳しい世界から、穏やかで暖かい世界に代わる一歩に繋がる気がする。

藁を綯うことで人々の心の温かさを感じ、平和な世界を願い、自然と連動し感謝出来る本来の自分を取り戻している。

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部屋で一人で藁を綯っていると、稲藁を転がす手のひらから、私と同じ地球の生命の温もりを感じる。むしろ、私よりもずっとずっと高い次元のエネルギーさえ。そして色々な事を考える。いま、目に見える全てのこと。この、そもそもとは…そのそもそもを考えさせられる。

何がどう捻れているのか、私達はどこから生まれたのか、未来はどこへ向かっているのか…

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そして、いま。藁人形を作っている。

藁人形と聞くとおどろおどろしいイメージが強い。確かにそうだけれど、裏を返せば虐げられた人々の生きる希望であった。頑張っても、祈っても思い通りにならない人生の憂さを晴らし、幸せを願う姿だった。人々が奪い合い傷つけ合う椅子取りゲームをやめ、本当の自分で生きて其々が自立し、互いに依存し支え合う世界が、人々の力によって生命の素晴らしさを感じられる未来が創造できることを願って、それを実現するための道に私は進みたい。それは、一人では不可能で、共に創れる仲間がいるひょうたん市場へ行きたいのです。

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運命を呪わないでください。生まれた来た全ての生命はとても輝かしいものだから。藁は一本では非常にもろく、かよわいものです。何本もの藁が撚り合わさって強く丈夫で多様性のあるロープになります。藁って、藁を綯い合って生きましょう。



読んでくれてありがとう!先日Twitterのご縁の保子さんから応援物資としてご実家の広島から青葱、ニラ、柚子が届きました。

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ブラジルの挽き割り小麦キベを使ったニラ入り肉団子柚子あんソースを召しあがれ♬キベ料理美味しいです。

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ご縁に感謝∞皆さんいつかひょうたん市場へ来てください。なかなか直ぐにと言うのも難しいと言う事情も色々あると思います。それでも希望であるひょうたん市場を作りながらいつまでも待ってます。  

颯月。・°°・(>_<)・°°・。



2020年12月〜この搾取とハラスメント、地球環境の破壊を容認する人の経済活動に薪をくべることをやめ、人々が自立して支え合う新しい経済や繋がりを創り出す目的で活動している宮崎県のひょうたん市場作りに参加予定。テントで寝袋のキャンプ暮らしになります。サポートで応援資金を募ってます!