銀河帝国本同好会【番外】ファウンデーション @AppleTV+ レビュー
AppleTV+で配信中のシリーズ「ファウンデーション」シーズン1の第1話を視聴しました。
原作は確かミュール編(?)まで読んだはずなのですが、この映像化ではどうやらその後に刊行された、ハリ・セルダンが追放されてターミナスにファウンデーションが出来るまでを追っていくようです。
あまりクドクドと設定の説明をせず見せ切ろうとする手管は、賛否両論あると思いますが自分はこれで良かったと思います。
セルダンの理論が解るという危険性からくる緊張感も維持しつつ、第1話としてうまくまとまっていたのではないかと。
三人のクローン皇帝など、キャラクターも面白い。
軌道エレベーター「スター・ブリッジ」の崩壊シーンは結構スペクタクルです(死者5億人!)。
見えない世界の行く末を巡る物語は、コロナ禍のいまにあっているのかも知れません。
時を同じくして、銀河帝国を舞台にした映画「デューン」が評判となっているのも不思議な風潮ですね。
こういう本格的なSFドラマが日本でも作られるといいのに。
「銀河帝国もの」を書く身としても、大変刺激になりました。
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