![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/166132602/rectangle_large_type_2_f70479958b6a256b4b5ed52864e77d19.jpg?width=1200)
Photo by
d_tsujimoto
RUN
どこまで走っていけるのか
誰にも分からない
ただ分かることは
広大な荒野に立ち尽くす自分の姿
インディゴブルーの空を
白い雲が流れる
風に髪をなびかせても
立ち止まっている暇はない
遠くの地平線目指して
走り続けていかなければ
答なんて
どうでもいい
緋色の炎を
燃やし尽くすまで
結果なんて
どうでもいい
白い鷲になって
ひとつの伝説を残そう
鋭い爪で
北西からの風が
大地を響かせてやって来る
立ち止まっている暇はない
走り続けていかなければ
マホガニーの大地は
永遠の時空をもって
インディゴブルーの空と
巨大な対峙をし続けている
地平線に広がる
アンバランスな境界線をくぐり抜けて
遠くを目指して
走り続けていかなければ
風が止むという
凪の聖地を目指して