嫉妬はなりたいけどなれない自分と向き合う行為 〜嫉妬との向き合い方〜
先日、ある女性達に嫉妬をしてしまいました。
その方達は、ポッドキャストで人気の「アダルトーク」を運営されているルナさんとお琴さんです。
夫がそれはそれは熱心に毎エピソードを聞いているリスナーなのですが、先日初めて、お二人の本が出版されたとのことで取り寄せをしていました。
「アダルトーク」自体、ちょっとディープな話に突っ込みつつも、明るく面白く女性目線で話が展開されていくのが、私も面白く好きなのですが、つい夢中な夫の姿を見て嫉妬をしてしまったのでした・・・。笑
ですが、そんな嫉妬には単なる可愛らしい嫉妬だけではないなあと心の奥のモヤモヤがあったので因数分解をしてみました。
そうして見えてきたのは私自身のコンプレックスだったんです・・・。
そんな今回の経験から、嫉妬という感情の正体と向き合い方について話してみようと思います。
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小学生の頃、私自身、悪口や噂話をされることが多かったようです。他人事なのは、本人はノーテンキで気がついていなかったから。笑
親の耳には人づてに話が入っていたようで、大きくなってからそのことについて聞きました。
有る事無い事、様々な内容が話されていたようですが、自分が悪いことをしたというよりは感情的な内容だったようです。
(曖昧なのでわかりませんが。)
ただ、そんな周りの様子を知っていたからか、親からはよく
「いじめられたりして辛かったらいつでも引っ越すから言いなさい。」と言われていました。
そんな状況を知った今となっては親に感謝しかありません。
ただ、幸か不幸か、当時はその事実を知らなかったので、
「そんな大袈裟に何を言っているんだろう」と思っていました。笑
まあ、思い返せばおかしなことがいっぱいあったのでそういうことかと辻褄があったような感覚になりました。
当時の私は気が付かないようにしていたのかもしれません。
我ながら、メンタル鬼つよです。
そんな環境にいたからか、親からは「妬むことも、羨むこともなく真っ直ぐに育ってください」というメッセージをもらったこともあります。
小学生の高学年の授業の時に親から子供へメッセージを送るという授業で送られたものでした。
ちなみに、この話を聞いて小学生で?となりそうですが、女子は少1の時点ですでに ”女子” なんです。
いじめ?嫌がらせ?嫉妬?
意外と早くから、似たような行為はあるのかもしれません。
他でもそんな話を聞くので、女子の嫉妬問題、感情問題は難しいです。
まだ子供ではなく、もう小学生なんですよね・・・。本当、難しいです。
話を戻して、そんな環境で育っていたので、羨む・妬むの感情には敏感でした。
特に、自分の中に湧き上がる感情には。
だから、今回も「アダルトーク」のお二人への嫉妬が自分で解決しないと気が済まなくなったのです。
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今回、モヤモヤしたのには単純に夫が夢中という可愛らしい理由もあるかもしれません。いや、少なからずあります。
だけど、それで終わらせるのには、モヤモヤが大きい気がしました。
隠れたそのほかの要素が大きいせいかもしれません。
そのほかに挙げるのであれば、お二人が綺麗なことだったり、前職も同じという似た境遇もあるかもしれません。あとは、本の出版と成功を収めていることも・・・。
ほら、意外と出てくるじゃん自分。
ただ、最終的に行き着いたのには、自分の学歴コンプレックスが関係しているということでした。
私は進学した大学の校風やまわりの人たちや環境と相性が良く、そこで自分らしく生活することについて殻を破ることができたので、大学選び自体は後悔はしていないんです。
ですが、高校が進学校だったこともあり、どこかで進学した大学があまり偏差値的には良くないことをわかっていたので、その点でコンプレックスを感じています。
社会人になり色々な大学出身者や大学生と関わる中でよりそのコンプレックスを感じることも増えた一方で、今の自分で堂々と生きていきたいと考えたのが、私の「自分らしくを魅力的に」の出発点の一つにもなっています。
ただ、今回お二人の学歴が自分より上であったことに、悔しく、コンプレックスを思い出すきっかけになったのかもしれません。
また、そのほかにも元気で明るく綺麗なお二人のお写真を拝見し、素敵だなあと思うと同時に、私が持っていない華やかさを感じて羨ましいと感じたのも一つあります。
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私たちにとって、コンプレックスや嫉妬、羨ましいという感情は「悔しいからもっと頑張ろう」というように、前に進むための動力になることもあります。
ですが、重すぎてバランスを崩してしまえば、前に進むどころか、心も体も沈んでしまうことに繋がります。
船の錨は正しく使えば、荒波がきても波止場から離れることなく、固定したり、スピードを落としたりと、様々な使い道があります。
ですが、一方で錨が重過ぎればその船はバランスを崩して転覆してしまうかもしれません。
それと一緒です。
このコンプレックスや羨む感情というのは、大抵の場合変えることができず、過去や周りの環境、容姿や性格に由来することがほとんどです。
ということは、自分の憧れの姿となりたいけど、なれない姿に羨ましいと感じるのかもしれません。
大谷翔平選手のように飛び抜けた努力と才能をお持ちの方を目の前にすると、飛び抜けすぎていて、羨ましいとすら感じなくなるでしょう。
ですが、どこかで「自分もなれるかもしれない」存在の「叶えられない姿」に嫉妬をしているのかもしれません。
「自分とは正反対だ」、「今の自分には叶えられない」「自分のコンプレックスがあの人にはある」
そんな思いが自分の中で、呪縛となって、知らず知らずに大きくなっていくのかもしれません。
変えられないのにずっと縛られているという状態はそりゃ苦しくなり、その苦しさは日が経つごとに増大していきます。
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コンプレックスや嫉妬、羨む感情をなくすことは難しいですが、軽くすることはできると感じています。
それは、自分がそう感じていることを認識することです。
例えば、結婚でいうならば、結婚そのものが羨ましいのか、イケメンと結婚していることが羨ましいのか、お金持ちと結婚していることが羨ましいのか、それぞれ意味が異なります。
もし、お金持ちと結婚していることが羨ましいのであれば、もしかしたら自分でそれ以上に稼ぐことで、自分の心が満たされるかもしれません。
なぜなら、羨ましい対象が結婚ではなく、お金持ちだから。
嫉妬とひとくくりに言っても、実はどこに嫉妬の対象があるのかが重要だったりもします。
そして、その本質を見極めることが実は本当に難しいことだったりします。
ですが、そういう感情を感じた時こそ自分と向き合うチャンスなのかもしれません。
自分のその感情は本当はどこからきているのかを認識することは、本当の自分の価値観と今の心の状態に向き合うことに繋がります。
そしてもし、そこに解決できることがあれば、そのための努力もできます。
その努力をする行為は今を生きる行為。
過去から解放されて、今を生きることができるようになるということです。
私は、学歴コンプレックスがあるからこそ、資格の勉強を始めようと考えています。
そこから、将来につながればいいですし、そうでなくても自分のために努力できる人間でありたいなと考えています。
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