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【佐塚真啓個展「おばけ館_美術やしき」に向けて通信_01】20230607

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【佐塚真啓個展「おばけ館_美術やしき」に向けて通信_01】20230607
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●会期:2023年8月8日〜9月24日
[休館/月曜日](10:00~17:00)
●場所:せせらぎの里美術館
https://www.okutamas.co.jp/seseragi/
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手伝いとか、音楽イベントの設営とか、お祭り調査とか
なんだか、バタバタしていたのがようやく一段落、
ここから本当に個展に向けて動き出したい!あと2ヶ月!
日々徒然なるままに発信してみます!
気が向いたらチェックしてみてください。
そして個展、お越しいただけたら幸いです!!
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個展に向け、
アトリエで絵を描いている。
久しぶりの油絵。
というか実は、100号以上の油絵を描くのは初めて、
美大では油絵専攻だったけど、
ここ10年以上、油絵はほぼ描いてこなかった。
ずっと、美術について考えてきた。
美術は物を作ったり、絵を描く事だけではない。
自分がワクワクするもの全て美術、
心が動く物、事、それを伝える術としての美術、
そんな考え方を煮詰めていたからか、
絵を描く事だけに向き合う事からは遠ざかっていた。
本当にちゃんと油絵を描いていたのは
美大受験に向けた予備校の時、
F15のキャンバスに向かって、
寝ても覚めても、油絵を描いていたし、考えていた。
うまくいかなくて、泣いた事もあった。
夜の駿府城公園のお堀を自転車で何十周も
グルグル回って絵について考えていた事もあった。
だから、僕の美術の根っこには、確実に油絵が鎮座している。
体の中に、油絵具を混ぜる時の感触や、
リンシードやテレピン、絵具のニオイが深く沁みついている。
いつか、またちゃんと油絵に向き合いたいと思ってきた。
今回の個展では、それをやってみる。
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わけがわからない、わからないけど見ていたい。
そんな絵を描きたい。
自分でもよくわからないけど、確かに自分の中にある
美意識によって美しいといえる状態。
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具体的な何かを追いかけて描くのではなく、
自分の周りを漂っている偶然を捕まえたい。
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とにかく動いてみる。
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意味や意識や意図から離れたり、近づいたり。
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アトリエを一緒に使っている、
額縁工房 片隅の三熊くんに額装の相談をした。
額装で使う木材について材木屋さんに問い合わせをした。
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床下のバネについて電話で問い合わせて注文した。とりあえず50個。
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