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サツダイのオープンキャンパスレポート #02

「話せる、大学。」をテーマに掲げる札幌大学では、オープンキャンパスでも、高校生と保護者のみなさまが現役学生や教員、職員との会話を通じて、リアルなキャンパスライフをイメージしていただける企画を提供します。今年は3月から11月まで全7回の開催を予定しています(うち3回は実施済)。

本学のオープンキャンパスでは、最初にウェルカムガイダンスで全体説明を行った後、体験授業や学生による専攻説明、キャンパスツアー、保護者説明会など、参加者のみなさまがそれぞれの目的に合わせて自由にご参加いただく形式を取っています(各回提供プログラムが異なります)。また、隙間時間に立ち寄っていただける「札大生と話そうコーナー」や「教員による専攻説明会」なども随時開催。参加者のみなさまの質問にスタッフが全力でお答えします!

大学公式サイトにオープンキャンパスの全体レポートを掲載中

今回は、6月29日(土)に開催した第3回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ」の内容をピックアップしてレポートします。

「私たちのサツダイライフ〜就職編・留学編〜」

「私たちのサツダイライフ」は、現役札大生によるスペシャルトークショーで、オープンキャンパスごとにテーマが異なります。今回は「就職編」と「留学編」を二本立てで開催し、3名のサツダイ生が高校生とその保護者の方へ向けたプレゼンテーションを行いました。

伊藤清美さん(札幌大学経営学専攻4年)の就職活動ストーリー

▲経営学専攻4年の伊藤清美さん

2025年度入社に向けて就職活動を無事終えられた4年生の伊藤さん。就職活動の基本的な流れの説明に加え、大学生活の中で少しずつ準備したというご自身の就職活動体験談についてお話ししていただきました。

とくに伊藤さんが就職活動を通して重要だと感じた以下の2点について具体的に説明していただきました。

①自分自身のキャラクターをみがくこと
就職活動では、志望動機や将来の目標など、自分自身について書類に書いたり面接で話したりする機会がたくさんあります。そのような時、自分が大学生活でどれだけ「好きなこと」に挑戦し、自分自身の個性を磨いてきたかが問われると伊藤さんは感じたそうです。体験に基づいた言葉には重みがあります。「高校生のみなさんもぜひ大学でやりたいことにたくさんチャレンジしてください」とアドバイスをいただきました。

②自分なりの準備方法を見つけること
時間をかけてコツコツと準備が必要な就職活動では、モチベーションを保つのが難しいと感じる方も多いようです。伊藤さんは検定試験を受けたり講師のアルバイトをしたりと、自分の努力を可視化することでやる気を奮い立たせていたそうです。また、インターンシップや交流イベントに積極的に参加し、人との関わりの中から自分のやりたいことを明確化し、「頑張ろう」という気持ちにつなげたそうです。

参加された高校生の方からは「自分もまだやりたいことが決まっていないが、大学で学びながら見つけていくことが大切だとわかった」との感想をいただきました。

薮田彩加さん(札幌大学英語専攻4年)のアメリカ留学ストーリー

▲英語専攻4年の薮田彩加さん

薮田さんは昨年度(2023年度)秋からの半年間、アメリカ合衆国にあるBall State University(ボールステイト大学)で交換留学生として学びました。交換留学制度や留学先の大学についての説明の後、滞在先の様子や授業内容、一日のスケジュールなどについて体験談と共にお話していただきました。

授業だけでなくクラブ活動や学内イベントにも積極的に参加したという薮田さん。留学前はとくに英語力の向上を目指して準備したそうですが、現地では言語でのコミュニケーションだけでなく趣味のダンスを通して異文化・多文化への理解がぐんと高まったそうです。そういった体験から「間違えることを恐れなくなり、伝える力が見についた」とお話されました。

佐藤虹哉さん(札幌大学英語専攻4年)のカナダ留学ストーリー

▲英語専攻4年の佐藤虹哉さん

佐藤さんは昨年度(2023年度)秋からの1年間、カナダにあるSaint Mary's University(セントメアリーズ大学)で交換留学生として学びました。語学学校での授業と大学でのアカデミック科目の両方を経験した佐藤さんは、それぞれの授業の雰囲気の違いを教えていただきました。

佐藤さんは、留学先で出会った人全員に話しかけて友達になれるよう努力したそうです。また、アカデミック科目の授業では、常に前方に座り、分からないことはクラスメイトに聞くなど、積極的な姿勢で取り組んだそうです。それらの経験から、自分に自信がつき人としての成長につながったとお話されました。また海外での生活を経験したことによって、自立心が高まり、日本文化をより大切にしたいと感じるようになったともお話されました。

二人の学生の体験談を聞いた高校生の方からは「詳しく具体的に説明してくれたので、留学先での生活について知りたいと思っていたことがよくわかった。自分も大学生になったら挑戦してみたい」という感想をいただきました。また保護者の方からは「大変わかりやすい説明だった。このような素晴らしい制度があるので(自分の子供に)ぜひチャレンジしてもらいたい」と嬉しいコメントをいただきました。

札幌大学の各種制度・サービスについて

札幌大学では、キャリア・就職支援および国際交流活動についてさまざまな制度を用意し、学生をサポートする幅広い取り組みを行っております。

札幌大学のキャリア・就職支援

札幌大学では、学生が自らキャリアデザインできるようになることを目指し、入学直後から卒業間際まで体系的なキャリア教育プログラムを展開しています。ビジネスマナーの習得や行動計画の立て方などの基礎的な科目に加え、企業研究や面接対策などの実践の場も用意しています。

札幌大学のキャリア・就職支援の拠点となるキャリアサポートセンターでは、札大生のことを熟知しているスタッフがそれぞれの学生の就職支援プログラムをオーダーメイドし、一人ひとりに寄り添ったきめ細やかなサポートを行います。また、キャリア教育の一環としてインターンシップへの参加を推奨しているほか、学内での企業説明会や各種セミナーなどの就活イベントも多数実施しています。

札幌大学のキャリアサポートセンター

札幌大学の国際交流活動について

札幌大学では、学生が自らの専門分野を海外で発展的に学ぶことや、異文化社会への適応力と多様性への理解を養うことなどを目的として、国際交流活動の推進に取り組んでいます。現在、海外11か国・地域の41大学と交流協定を結んでおり、在学生は交換留学生として1年間または半年間それらの大学で学ぶことができます。また夏休みや春休みを利用した短期プログラムも用意しています。

キャンパス内にはアメリカや韓国、中国、東南アジアなどからの留学生も多数在籍し、学生ボランティア団体「国際交流ひろば」が外国人留学生のサポートや交流イベントの企画運営を担当。学内での国際交流活動も積極的に行われています。

札幌大学の各種留学制度について

おわりに

今回は6月29日(土)に開催された第3回オープンキャンパスから、特別企画「私たちのサツダイライフ~就職編・留学編~」の内容についてピックアップしてご紹介しました。次回のオープンキャンパスは7月27日(土)、「私たちのサツダイライフ」では課外活動編として課外活動のおもしろさをテーマにお届けします。引き続き、たくさんの高校生とその保護者のみなさまのご参加を心よりお待ちしております。

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