SaTra

本好きな理系大学生。

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最近の記事

【Visual Studio】LINK4098エラー

背景C++のデスクトップアプリでGLFWを導入して、Windowを表示させる機能を追加しようとした。 環境は以下の通り、 問題デバッガーで実行するとwarning LNK4098や、大量の未解決外部シンボルエラーが発生する。 原因と解決策原因は、スタティックリンクされたランタイムライブラリのライブラリ指定がうまくいっていなかったためです。 解決策としては、プロジェクトの [プロパティ]->[構成プロパティ]->[C/C++]->[コード生成]->[ランタイムライブラリ]

    • 【Git】ブランチの定義を考え直す

      ブランチの概念を考え直す前に、まずは一般的な定義を確認します。 このようにブランチは、「分岐された一連の開発の履歴」として説明されがちです。 そして、この説明は以下のことを暗示しているのだと考えられます。 ブランチは一連の履歴を含んでおり、かなり重いオブジェクトである 「ブランチを切る」という表現のように、ブランチは独立した直線的な開発の流れである 1の誤解に対して 各ブランチは先端のコミットのSHA1ハッシュで完全に定義されます。 これは以下のコマンドを打てば

      • 【Visual Studio】有効なwin32アプリではありませんエラー

        このエラーの解決で結構時間がかかったので、共有します。 背景ゲームエンジンのクローンを開発している時、詰まったので共有します。 全体の構成としてはソルーションの中にSandbox(. exe)とHazel(.dll)の二つのプロジェクトがあるという感じです。 環境は以下の通りです。 問題アプリケーションとDLLをビルドしてから、デバッグすると以下のようなエラーが表示されました。 原因と解決結論から言うと、 Sandbox(.exe)をスタートアッププロジェクトに設定

        • DockerでDBのコンテナが機能しない

          背景DockerでWordpressとMySQLのコンテナを作り、ネットワークでつないで、localhostにアクセスしたい。 環境は以下の通り。 そして、実行したコマンドは以下の通り。 まず、ネットワークを作る。 docker notwork create wordpress_demo 次に、MySQLのコンテナを作る。 docker run --name mysql -dit --net=wordpress_demo -e MYSQL_ROOT_PASSWOR

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          コンピューターの性能評価式の導出

          大学のコンピュータアーキテクチャの授業でモヤモヤが残ったのでまとめてみました。 コンピューターの性能評価では、 $${CPU時間 = 実行命令数 × \frac{CPI}{クロック周波数 }}$$ という式がよく登場します。 使い方は教科書に沢山載っているので、今回は背景を踏まえた式の導出をしたいと思います。 性能評価の方法は様々?!実は、コンピュータの性能評価の方法は様々あるそうです。 例えば、アプリケーションプログラムに対する評価、ベンチマーク評価(SPEC,D

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          【GIT】ローカル作業の一連の流れ

          ローカルでの一連の作業を追ってみます。 なお、前提としてGitの環境構築が済んでいるとします。 そして、ちょっと寸劇っぽくやってみます。 会社初日にて1. クローン 今日は新しい職場での初出勤日。はりきっていきましょう。 「こんにちは!本日からお世話になる義斗太郎と申します。 レポジトリをクローンさせてください」 git clone https://github.com/taroooo/tarotaro 2. ファイルの編集 では、さっそく今日振られたタスクに取り

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          フリップフロップ回路まとめてみた

          授業でフリップフロップ回路を学んだが、モヤモヤが残ったので、色々調べてまとめてみた。 イントロダクションパソコンは二つの方法で情報を記憶してます。コンデンサーを使う方法と回路を使う方法です。 コンデンサーで記憶する場合は、0/1の情報を電気のON/OFFの関係に対応させます。半導体メモリのDRAM(Dynamic RAM)と呼ばれるものです。 一方、回路で記憶する場合は、電圧の高低を情報の0/1の関係と対応させます。半導体メモリのSRAM(Static RAM)と呼ばれ

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          REACT【アプリビルド時のフォルダ構成】

          はじめてnpm init react-appすると、ファイルの多さに少し圧倒されてしまいますよね。 初期の開発ではあまり理解する必要はないかもしれませんが、知らないままにするのもじれったいので、今回はアプリのビルド時のフォルダ構成について軽く見ていきます。 Reactアプリのビルド念のため、プロジェクトの立ち上げから。 プロジェクトをビルドしたいディレクトリにおいて、 npm init react-app . を実行します。さらに、 npm start とすると

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          VsCode の立ち上げが遅い

          最近Vscodeの起動が遅いことに気づいたので色々と調べてみました。 その記録です。 とりあえず、まずはコマンドパレットからDeveloper: Startup Performanceを見てみる。 ## Performance Marks| What | Duration | Process | Info

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          REACT 【react-router-domでルーティング】

          webサイト制作では必須とも言えるルーティングの実装を行います。 今回はreact-router-domバージョン6で実装します。他のバージョンだとうまくできない可能性があるので気をつけてください。 ではさっそく、Vscodeなどのエディタを立ち上げて、ターミナルを開きます。 そこで下記のコードを npx create-react-app my-appcd my-appnpm start の順で実行していきます。 そこで、こんな感じの画面が出たら初期アプリの立ち上げ

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