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ライターの友達は質問が多い

最近、ライターの友達と一緒に原稿書いてることが多くて、先週はYahoo!さんのLODGEに週5出勤しました。本日はPARK6にいます。

一緒に書いているといっても、ランチ食べる時以外は、ほとんど会話することもなく、ただそれぞれに黙々と書いてるだけなのですが、時々、ふとしたタイミングに不思議な質問されるんですよ。

ここ数日で質問されたのは
1)ミステリーって頭から読む? ネタバレから読む?
2)本読んだ後に、人の感想をチェックする?
3)自分が成長したなあと思う時はどんな時?
4)何歳の時の自分が一番楽しかった?
5)かっこいい編集さんと仕事するのって緊張しない?
6)頭の良さと人柄の良さは比例すると思う?
7)村上春樹さんは好き? どこが好き?
などです。

彼女たちの質問の特徴は
・今、なぜそれ? という脈略のなさと
・新卒の就職面接か! とつっこみたくなるくらいの青さ
にあります。

『嫌われる勇気』の古賀さんが、「ライターとして生きていくということは、毎日取材者の目線を持って生きていくことだ」というようなことを昔どこかでおっしゃっていたのだけど。

唐突で不思議な質問をされるたび、彼女たちは多分、ナチュラルに取材者として生きてきたんだなあ、と思うのです。ナチュラルボーンライターズ。

で、

わたし、今まで、文章の面白さは
・視点(どこを見るか)
・視座(何を見るか)

のどちらかのユニークネスで決まると思っていたのだけれど、

最近
・解像度の高さ(どれくらい深く見るか)
も大事なんだなあと思うようになって。

この「解像度の高さ」は、日々、取材者であろうという姿勢から育まれるようにも思うんですよね。
彼女たちを見習わねば……。

んでは、また。

追伸:その友人のライターはハッピーアワーの泡を呑み始めました……。
ぐっ。呑みたい。でも今日は我慢……。


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