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「選ぶ」のをやめた話

昨日の 「選べる時代」だから「生きづらい」? では

働く場所を選ぶ、恋愛相手を選ぶ、産むか産まないか選ぶ、生きるか死ぬか選ぶ。そういうハードめなセレクトが、ほぼ100パーセント「自己責任」になった現代の生きづらさについて書いたのですが

そういったハードめなセレクトではなくて、日常レベルの「選択」に関しては、「自分で選ぶこと」をやめました。

というのも、「選択肢」が多ければ多いほど、だんだん選ぶのが面倒になってきて、もういいや! ってなっちゃうことが多いなって思ったから。それって悩むのに使った時間ごと、無駄になっちゃうわけで。

いわゆる、マーケティングで有名な「ジャムの法則」の罠にはまるんですよね。

というわけで、日常レベルの「選択」には脳みそをあまり使わないようにして(私の脳みそはキャパが少ない)、ハードめな「選択」のときにエネルギーを集約することにしました。


具体的には、日常買うもの、行く場所、に関しては、その分野に詳しい友人(もしくはその道のプロの知人)が勧めているものをそのまままるっと鵜呑みにすることにして、検索すらしなくなりました。

結果、

・化粧品やクレンジング剤といった美容用品はもちろんのこと 
・お米やお酒、調味料などの毎日口に入れるものや、大切な日のレストラン
・今季買うべきお洋服
・読むべき書籍や観るべき映画(ただし書籍は仕事がらオススメ以外も読みますが)
・テレビ、カメラ、パソコン等

など、ほとんど自分で決めることはなくなり、検索をしたり口コミを見たりすることもなく、友人のおすすめ一択に。

・病院や歯医者
・子どもの超短期留学先
・子どもの民間学童
・旅行先やホテル
・出張時のベビーシッターさん

なども、友人のおすすめ以外は検討せずに、そのまま予約。

おかげで、何かを選ぶために悩む時間が極端に減りました。

その上、その道に詳しい(orプロの)友人の勧めで失敗することは、ほぼ、ない。限りなくゼロに近い。

ジョブズのように、毎日同じ服を着て、徹底的に選択にリソースを割かないというところまではストイックになる気はないのですが、選ぶのをやめると腹を決めちゃうと、かなり人生がシンプルになるなあと思います。

んでは、また。

[過去の記事]

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[本日のさとゆみ]

低気圧のせいか頭痛ひどくてほぼ寝てました……。

お昼寝 7時間
取材 1時間
読書 2時間
執筆 4.5時間

 

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