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エモ玉を溜めている

さとゆみ@アラブ首長国連邦です。

いま、エモい原稿を書いてくださいと言われているのですが、
エモい原稿を書くためには、まず、エモをチャージする必要があります。

例えば誰かのインタビュー原稿を書くときは、その人の音声をずっと聞いて、泣いたり笑ったりその人の人生を想像したりもう一回泣いたり笑ったりして、

このことを書きたい! オラはこれを書くんだ! と思ったところで、一気に書きます。

いまご一緒している編集さんと、この一連の作業を「エモ玉を溜める」と名付けました。

エモ玉を発射するには、この一連の行程が必要で、私は、これ一式、全部やらないとエモ玉をチャージできないし、発射できない。

悟空のかめはめ波と同じで、このエモ玉を作るには、そこそこの時間と心の受け渡しが必要で、1日に何度も作れないみたいです。


大きめのエモ玉を発射したときは、1万字につき1キロくらい痩せていることもしばしばです(すぐ戻るけど)


「因果な職業ですね」

と、編集さんに言われました。


因果な職業です。


そのうえ、センズもない。


日本語の全く聞こえないアラブの地で、新しいエモ玉を溜めています。
可及的すみやかに、次のエモに臨みます。

[本日のさとゆみ]
執筆6時間


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