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南インド薬草留学と伝統医学の治療体験

去年はタイにて1か月薬草留学してきましたが、今年はインドへー!

タイ薬草留学の記録はこちら

というのも、アーユルヴェーダは最も古い医学の一つで、タイ伝統医学や東南アジアに共通する薬草があるからなんです。5000年前に遡る歴史があるアーユルヴェーダ。中医学よりも古くて、唐の時代には、中国からも学びに行ってるほど。

そして、タイ医学にも大きく影響を与えていて、植物学的に見ても、中医学の本草からでは読み解けない植物も多い東南アジア。中国に生えてる草と東南アジアでは違いすぎるんですね。アジアを旅して、各地の図書館で読み漁ってると、やっぱ根源そこにありかーー!な場面に出くわします。

というわけで、ホーチミン→サパ→ラオス→チェンライ→チェンマイ→バンコク→貴州→雲南→南インドなう。零下と熱帯を行き来。気温差40度。サウナと水風呂効果でやせそう・・・。

アーユルヴェーダの製薬工房へ

伝統医さんについてもらい、朝は薬草工房での実習、昼から座学と週6の研修中。日本の生薬やさんで働いていたことある話をすると、日本の薬づくりについても聞かれ、興味津々でした。

研修内容が気になる方は、里山文庫 Instagramの動画配信をご覧ください。

治療を受けてみた

いい感じで鼻風邪ひきました!😀
・・・ということで、ウキウキしながら研修中の治療院へ。

まず伝統医が診察してくれて、治療プランを考えセラピストに伝えます。

わたしの場合、主訴が鼻詰まり、喉痛、咳だったので、だいたいこんな順番。

1️⃣薄荷みたいなスチームを鼻から吸う
耳鼻科のネブライザーに似てるけど、鍋と薬草で作れる。ハーバルなのがめちゃいい。日本にもこんな耳鼻科あったらサイコー!

2️⃣顔オイルマッサージ
なぜ鼻詰まりで、顔オイルマッサージ?と思うけど、実習でわかったけど、オイルに薬が溶けていて、経皮吸収されるわけですね。

3️⃣点鼻薬(ナスヤ)
目薬のように鼻に点薬を数滴垂らします。

4️⃣植物の煙吸う
わさびみたいにツーンと来る煙。すぐ鼻が通るように!

5️⃣うがい薬
ターメリックと岩塩

6️⃣頭にパウダー塗られる
熱を取るパウダーらしい?

朝起きたらすっかり鼻詰まり治ってました。

日本だと、漢方医にかかっても粉薬出されるだけですが、1つの治療院に、鍼灸師とアロマセラピストと、推拿師と、ハーブボールとスチームサウナと・・・、とにかく、いろんな職人がいるイメージですね。なにより、薬工房があって、薬職人がいて、使われる薬も自家製!

どのセラピーがいいか自分で決めるのは大変なので、トータル提案してもらえるのがすごくいいです。

インドの伝統医療状況でした。

修行期間は1ヶ月。旅の様子をLINEグループで発信中。

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