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四季折々の暮らしを楽しむ季節労働のススメ


季節労働は就業規則に縛られない生き方の選択肢

「季節労働者」というと、固定の職に就けない人が職を求めて転々とするネガティブなイメージがあるかもしれません。

でも、実際やってみるとそんなことなくて、一緒にご飯食べたり、休みの日は旅をしたり、暮らしをともにする仲間ができたり。季節に合わせて、春はお茶、夏は山小屋か沖縄の海、秋はキノコ刈りして、冬は信州のスキー場、なんて暮らしも。四季折々の楽しいこともいっぱいあるんです。実際笑いが絶えません。

ハローワークは、安定した職につけさせようと、なんとか就活させようとしてくるんですが(笑)

いまや、就職しなければ生きられなかった時代ではなく、リモートでも働けるし、オンラインで物は売れるし、世界中どこにでも暮らせる時代なんだと気づきました。

サバイバル力が高すぎる、素敵な生き方の季節労働者たちと仕事できたおかげかもしれません。

わたしも元公務員(某府庁)なので、「自分には無理だ」、と思う人の気持ちもわかります。今の仕事が好きで、生涯サラリーマンがいいと思ってる人の生き方は否定していません。

が、公務員辞めて個人事業歴7年、言えることはただ一つ。「辞めてマジで良かったああ〜!」

いまの仕事に満足してる方は聞き流してください笑。
暮らし方に迷いがある人にはぜひ読んでもらいたいな、と思ってます。

生きる技術が身に付く季節労働の仕事

<こんな仕事してました(wwoof含む)>
🌿茶農家で烏龍茶や紅茶を製茶
🌿生薬問屋で農家から納品される薬草を生薬へ加工
🌿中華レストランの厨房
🌿バイオダイナミック農場で牧畜とチーズ作り
🌿味噌蔵や酒蔵での麹作り(味噌用と酒用では麹の作り方が違う!)
🌿リゾートホテルのフロント兼コンシェルジュ
🌿旅行業の添乗(茶畑や酒蔵、わさび工場、農機具メーカーなど視察も)

時には生薬加工のアルバイト

現場で働く中で体感として学べたのは、茶葉の火入のタイミングや発酵の香りの変化、生薬を選別するときの目利きのポイント、厨房では、業務用食材の保存方法や、効率に良い下処理、酒屋では、品種ごとに米の浸水時間を変えていたり。

こういう現場判断って、教科書とかにはどこにも載ってない情報なんですよ。正社員で入社してしまうと、営業部に配属されるかもしれないし、ITや給与計算の部署かもしれません。いっこの分野を知るのに数年かかるでしょう。

でも、季節労働者だと、現場でばりばり生産に関わるし、春夏は農産物系、冬は発酵系と、季節ごとに別の現場をのぞくことができるのもメリット。

なにより、通勤列車とは無縁になり、働く時間と場所、仕事の内容までも自分の好きに選べます。選ぶポイントは、機械化してるモダンな大きいとこじゃなくて、手仕事でやってる家族経営のとこがいいかもしれません。国から月給もらえて副業もOKの「地域おこし協力隊」もありかも。

勤め先には同じような人たちがいて、次はどこに何しにいく?、なんて情報を交換しながら、地元の人たちからもなにかしら仕事を紹介されるので、仕事がなくなる心配はまずありません。みんなが都会に出てしまうので、逆に地方では人手不足が深刻になっていて引く手あまただったのです。

時には茶園で暮らしてみたり

週末からはじめる「創る暮らし」

でもまあ、いきなり正社員やめて季節労働って抵抗があるかもしれませんね。まずは、週末wwooferから始めてみるのはいかがでしょうか?

wwooferというのは、労働提供のかわりに、食べ物と住む場所を提供してもらう仕組みのことです。世界中に支部があるので、交通費はかかりますが、行ってしまえば、食費も家賃もいらないので、お金をほとんど使わず、全世界どこでも暮らせます。

収入が気になるかもですが、住む場所と食べ物はもらえるので、家賃や物価の高い都会よりも、逆に貯金は増えます。

やってみて、いけるな、とおもったタイミングでやめてもおそくないです。
わたしもはじめの数年間は、旅行会社の業務委託の仕事をしながら季節労働もしてました。

古民家再生のリノベ隊募集中〜!

うちも7月末まで古民家再生の参加者募集中。単発、週末のみ、長期滞在も大歓迎です〜!家だけじゃなく、食事も毎食一緒につくります。

まずは週末から、「創る暮らし」をはじめてみませんか。

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古墳の麓に泊まる
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監修は全国でDIT(Do It Together )を推進するteam クラプトン。家の基礎づくりから排管、配電まで、一連の作業を自給。いちから家づくりを学ぶことができます。

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