民間薬と漢方薬の違い
民間薬とは、その土地の民間の人(一般の人)の間に受け継がれてきた、素朴な治療薬のことで、薬草を一種類だけで用いることがほとんどです。親が子供へ、おばあちゃんが孫へ、近所の人や、その村の人達へ、など、その地域に伝わったもので、同じ植物でも、地方で呼び名が色々だったりします。以前、どくだみについて調べた時は、別名がたくさんあって驚きました。
日本三大民間薬の一つ、センブリは、草全体が非常に苦く、千回振り出しても(センブリを入れた湯呑みにお湯を注ぎ足すのを1000回繰り返しても)