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ブルーモーメント/完走感想

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無事、最後まで視聴できました。
想定通りでしたが、気持ちよい終わり方と言ってよいでしょう!
先ずはVFXチームに拍手!!

大きな流れはコード・ブル―と同じですよね。
視聴者としての希望も叶えていると考えていいのではないかしら。
山Pのこの雄姿を見たかった。

SDMが相手にするのは二つ。
「大いなる自然」と「政治と民意」
山P晴原と舘ひろし演じる園部大臣の心の通い方がステキだったわ。
その根底にある悲しい「大切な人の死」

この物語で一番いいなと思うのは「死者1名の重さ」を感じること。
知人だろうと誰であろうと人の死は悲しむべきものだ。
ちょっとしか出てこない犠牲者の扱いを大切に撮っていると思うし、
その悲しみをSDMチームがしっかり共感している姿に打たれる。

1か所だけ残念だったのは
雲田(出口夏希)が搬送中に危険な状態になった時に
晴原が雲田の手を握り励ますカット。
おそらくこのドラマ全体で一番大切なカットだと思うのだけれども
アングルなのかサイズなのか役者の熱量なのか分からないが
圧倒的に際立つカットになっていなかったのが残念でならない。
あのカットには晴原が「大切な人」への気持ちが入っているはずだが
(ひと昔なら本田翼の回想カットが入るようなシーン)
その重要性までは感じきれなかった(脳内補完はしたけど)。
晴原の雲田への想いは恋愛である必要はないが「大切」だという必要はあったんじゃないかな。
惜しい!!
山Pと演出で行われた現場でのやりとりが思い浮かぶようだ。

台風の目での作戦をもう少し丁寧に見たかったとは思いますが
そこは目をつぶることができる最終回だったと思いました。

キャストで言えば
山Pありきではあるが、水上恒司、夏帆、岡部大、仁村紗和は素晴らしい。
出口夏希は何で中国語なのか分からないままだが、役者としては伸びしろあるかな。次の作品でどう出てくるのかは楽しみなところ。
真矢さん、舘さんはしっかり押さえてくれてるし、橋本じゅんさんもよき。
田中圭だけが「?」。もう少し使い方があったんじゃないかと思う。
平岩紙さん実力派になったね。さすが大人計画。

SDMが正式運用にならなかったということは
続編や映画化に向かっていくことは間違いなさそうです。
コード・ブル―の「二匹目のドジョウ」はいるのか!!
あ、続編で雲田の中国語の理由が明かされるんですね!!




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