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家無し宿暮らしな「新生活」-Week 7

非常にまずい、改。何がまずいって、木曜日に本記事を投稿したかったのに、木曜日18時半現在の時点で、何一つ書けてないんです。でも書こう。私は、書こうと思う。なぜなら、書かなければならないから。書き続けると決めたから、書くのです。

とは意気込んだものの、基本的には東日本橋CITANに宿泊して粛々と仕事をこなしていくだけの単調なWeek 7。面白いことなど特に何もなく、髪を切ってすっぱりしたことくらい。すっぱりというのは勿論すっきりとさっぱりを掛け合わせた言葉です、もちろん。漢字と平仮名で使い分けたらモチロンって2回言っても許されてると思ってます、of course。

Day 48〜の様子

Week 7(Day 48〜55)は基本的にCITANという宿に泊まって過ごした家無し宿暮らしな記録です。

CITANは東日本橋・馬喰横山にある、「あらゆる境界線を超えて、人々が集える場所を」をテーマに据えた、Backpackers' Japanが営むホステルです。

BJ社が展開する施設としては京都のLenにもお世話になっています。今回の年末年始、Lenでの素敵な時間を踏まえたいという方は、Week 5からどうぞ。


Day 48、CITANから徒歩10分強、浅草橋にあるKNOW YOUR BARBERで、髪を切りました。

ちょっと待って、髪を切ったのってまだ1週間ちょっと前の話なの?この一週間色々ありすぎたし、髪伸びるの早すぎるだろ。ちなみに次髪を切るのは2/4です!皆んなカレンダーに入れておいてください〜。メッセージくれたら切り立ての写真送ります〜。


※♩> ♪は多分、♪より♩の方が好きだという意味です。ここまでの使い手になれる気はしないけれど↓。

友人のInstagramストーリーを
勝手にあげるスタイル

人形町の「福そば」は、2〜3年前には私が年間100食食べていたお店。この1年ではまだ30回くらいしか行けてないけど、深く深く愛していることには変わりない。値上がりしても愛してるよってね。

そんな個人的最強間食スポット(16時とか変な時間に食べることが多い)が休業中。代わりに茅場町でスリランカカレー食べたら美味し過ぎて、別れてすぐに次の恋人ができたような気分。未練はあっても切り替えようぜって話なんだぜ、これ!

兜町といえばK5があるじゃないすか。「あそこも家無し宿暮らしな『新生活 』」期間中に泊まりたいです。期間中とか言ったけど期限決めてやってるわけじゃないし、やめなければ「」なんていう概念もないわけで。

そう考えると「生きている内にor死ぬまでに◯◯にだけは行ってみたい」っていう決めゼリフって、冗長だよな。誰しもが生きている内の話しかできねえし生きている内にしか行けねえんだし。

そう考えると「生きている内に」とかほざくと、「死後の世界信じてますよ感」すら匂わせてしまいます、もしかして?

「生きている内にハワイには絶対に行きたい(なぜならグアムは死んだ後で行けるから)」みたいな話になってきます、もしかして?

それは、マジで、やだなぁ。

私は「今此処にある物質しか勝たんな思想的傾向」を自覚しているので、死後の世界に関してはいくら気が触れても触れたくない。

ということで、K5にも今世..今年中に泊まります!乞うご期待!!

兜町K5

 ※一緒に泊まってみた的企画のために一緒にK5に泊まってくれる人募集します。お金は私持ちで。私はお金持ちじゃない。男性限定。私は貞操観念が富士より高いので、女性で応募したいという方がいたら(いない)まず私と結婚してください。金融街から始まる大恋愛をしましょう。キャッチコピーは「人気ライフスタイルホテルに泊まってみたかっただけ」。そして株価が暴落するように突然離婚しましょうね。

ちょっと待っておくれよ。小伝馬町「田そば」も休業だなんて。嘘だと言っておくれ。「実はうどん屋でした」とかほざいてくれていいから、頼むから営業しててくれ。うどん苦手だけど、店名に「そば」って入ってる限り行くから。

それにしても年末に行ったばかりの「そば 酒 まつもと」への行きたい欲なんてマジで、食欲とは別に一つの欲求ジャンルとして成立してるほどです。食欲性欲睡眠欲まつもと欲。

離れてるからこそ気付くこともある。会いたいから仕事も頑張れる。遠距離でもいいから愛し続けたい。つなぎを一切使用していない十割の愛を、細くても長く、末永く。

さっきから恋愛の例えとキャッチコピー風ばっかし。明日から恋愛キャッチコピーくそ野郎って呼んでくれたら、本当に助かります。

さてさて、おサボりツイートのお時間ですよー!
もちろん原因は二日酔いですよー!
いつもいつも決まり切ってますねー!

さてさて、真面目に病んでるツイートのお時間ですよー!

本当にこの日は精神がやられてたな。物悲しかった。
物質主義者は物悲しくなりがち。そんな物悲しさを物欲で乗り越えるために靴を買ったような気もするな。でもまだABCマートに取りに行けてないから、手に入れてないというか足に入れてないというか。

あ!仕事忙しすぎてバリエーションなくなってるじゃん!!エクスクラメーションマーク2つで誤魔化してる!!

仕事に忙殺され基本は東東京にしか居ないからこそ
幡ヶ谷に出勤してご近所店と絡んだ時の多幸感が、ね。
@肉と麦

ここまで散々、地域名+CITANで粘って、その後キャッチコピー系で粘り直して、ここに来てなんの捻りもなく宿泊所名単一で真っ向勝負!!

これには私自身も驚きを隠せませんでした。

そしてDay 54...!!

ということで、出社し始めました♩唐突に♩形態としてはフリーランスで変わらないんですけど、五反田の方面に出社し始めました。

しかし私自身の着眼点は、出社にはあらず。

「イマジナリー好きな人」。でももしかしたら、何かに没頭して頑張り続けるために、非常に効果的な手法かもしれない。少なくとも一時的には

告白する必要も付き合う必要も相手の気持ちを確かめる必要もない。必要というか仕様がない。一方的に好きなだけ。会うことも触れることもできない。でも好きだから。好きな人がいるから、頑張れる。

チープな自己暗示が地球を回すんですね。

。。。

CITANの一階から地下ラウンジを撮影した所
携帯を落としそうになる


ということでCITANは流石な宿ですね。毎日変わらずに美味いコーヒー、地下ラウンジの尻を深く沈められるソファ、無数の出会いと別れ、忘れていく顔、刻まれたばかりの顔、もう感触の残っていない一週前の握手、力強く更新してくる新たな手、耳をつんざく外国人の笑い声と鼾、近所の素敵な店店の数数。

元元散散お世話になっていた場所に、宿泊という形でさらに結び付きを強くする。泊まり始めた当初は新鮮な癒着として捉えていたけれど、今となってはもう接着面すら認識できないほど綺麗に一体化できた気さえする。

こうして一つになった宿と私が今後どのように持ちつ持たれつを、剥離と癒着を繰り返し、明朗と陰鬱を行き来するのかを、どうか温かくも凛とした眼差しで見守ってほしい。


観察と感想

CITANしか勝たんとしても、CITANにしか居ない ことで話題のバリエーションが少ない感は否めない。そんな制限を、冥界の否定や物質主義の肯定で無理矢理押し拡げられたことは、誇りに思っている。

こうなることは分かっていたような気もする。仕事が忙しくなって、定宿がほとんど家と化す...「だから人は家を借りたり買ったりするんだ」という声が聞こえてくる..うぅ、耳が痛い...。



箴言ではなく、二日酔いのせいで。

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