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出汁をとる

昨日は高校の友達と浅草に初詣に行ってきた。
かなり遅めの初詣だけど友達もまだ詣てなかったらしく、浅草寺に行ってきた。

都内なのに見慣れないところを歩くと「遠くに来たな〜」って感覚がある。
観光地だから尚更そう思うのかもしれない。
とはいえ、想像より全然混んでなく無事お参りしておみくじを引いてお守りを買ってきた。

自分は吉を引いて、内容も結構いいことが書いてあったんだけど、友達は凶をひいてなおかつ「命と同じくらい大切なものを失う恐れがあるので慎まれよ」みたいなことが書いてあった。
そんな悪いおみくじ未だかつて見たことないからかなり面白かった。
引き直してたけどそれも末吉で結構悪いことが書いてあったのも面白かった。

そこから浅草を散歩して隅田川を渡ってスカイツリーに向かって歩いた。
途中で甘味屋さんみたいなのがあったから入ってみたら、お雑煮をメニューに見つけてしまいお雑煮と白玉クリームあんみつを頼んで分けて食べた。

そこで食べたお雑煮がものすごく美味しくて、絶対に自分でも作りたくなったから帰りに花かつおと昆布を買って、帰って一番に出汁をとった。

出汁って人生で初めてとったと思う。
水に対して昆布をどのくらい入れるのかも、かつおぶしをどのくらい入れるのかもわからなくて何もかも調べた。
調べたらわかる時代でありがたい。
昆布から黄色の出汁が出て、かつお節から茶色の出汁が出て、それでも澄んだスープになった。
かなり久々に小松菜を食べたんだけど美味しかった。
普段食べない野菜を食べると「これで健康になったな〜!」と思う。
多分毎日食べないとだめ。
それから味を整えて、
お餅を沈めてゆず皮を少し浮かべたら完成。

おばあちゃん家で過ごすお正月の味がした。

自分のための料理に手間をかけるのは結構心地がいいかもしれない。
「おいしくできるかな」と思いながらキッチンに立つのは楽しい。

初めて出汁をとってみてなんだか一人前になったような気がする。
美味しいお雑煮ができて誇らしかった。

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