考えることを大事にしている人。「内省」は才能のひとつ
以前、共感性や学習欲、規律性について記事にしました。今回の記事は「内省」についてです。
内省はすばらしい才能のひとつ
内省を持っているひとは、思考を行動と同じくらい価値があると、大事に考えている傾向があります。
他の人から何かを聞いたら、まず自分で考えてから意見を出したくなったりします。
考えずにはいられなかったりします。
考えると、考える前には思いつかなかった良い考えが生まれることがあります。
内省(Intellection)はストレングスファインダーの34の資質のひとつにもなっています。
つまり、成功のための資質のひとつということになります。
内省はみんなが高いわけではない
ストレングスファインダーの診断をすると、34の資質で高い資質もあれば、低い資質もあります。
内省の資質も他の資質と同様に、ひとそれぞれの現れ方になります。
高いひともいれば、低いひともいます。
つまり、内省は、みんなが当たり前のように持っていて、当たり前のように使いこなしている能力かというと、そうではないということが分かります。
このため、内省が低いひとに、考えることの大切さの話をしても自身で普段使ってないものなので、あまりピンとこない場合があります。
(これは、他の資質にも言えることです)
内省をうまく活用するために
内省があるひとは、よく考えて、才能を活かしてみましょう。
考えるためには時間が必要です。
内省があるひとでも、普段は忙しく動いていて、考える時間があまりないというかたもいらっしゃるかもしれません。
自分には考える時間も必要と考えて、スケジュールに考える時間を入れてみましょう。
内省がある、といっても、考える内容はひとそれぞれ異なります。
自分は何を対象に考えることが多くて、何を考えると良い考えがうまれることが多いのか、少し振り返ってみることをおすすめします。
良い考えがうまれる対象がみつかったら、それを積極的に考えることで、資質を活かしてみましょう。
また、自分にとって良い考えがうまれることを考えることをおすすめします。
たとえば、過去の失敗だけを反芻して、ネガティブな気持ちにだけなる、という時間を繰り返すのは、おすすめしません。
悩み自体を考えても、より深い悩みしか見えないこともあります。
なお、前向きなことを考えるにはどうすればいいのか?という場合には、前向きな「小さな」質問を自分にすることを個人的にはおすすめします。
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最後に、内省に興味を持った場合は、ストレングスファインダーの認定コーチのコーチングを受けてみてもいいかもしれません。
まとめ
内省も才能のひとつです。
みんなが持っているわけではありません。
内省があるひとは、活用していきましょう。
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