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【出演情報】劇団ゼミナールプロデュース公演『次の魔女は誰だ!』1/20(土)~1/21(日)

お知らせです!
タイトルのとおり

劇団ゼミナール『次の魔女は誰だ!』に出演させていただきます!

今日は、宣伝と出演にあたっての意気込みなんかを伝えたいと思います。


劇団ゼミナールさんと言えば、1990年設立の劇団。
「肩の凝らない軽演劇」がモットーで、お芝居に馴染みの無い人にも(もちろん演劇人にも)楽しめる公演を打っている超有名劇団です。

今回出演する『次の魔女は誰だ!』という作品は、今から20年前の2004年に初演されたもの。
第2回盛岡市民演劇賞創作戯曲部門を受賞し、なんと456名を動員した名作です。


今回は過去作品の再演。県内外に根強いファンを持つ劇団、ボーイズドレッシングのベロ・シモンズ氏による演出です。

キャスト・スタッフも物凄く豪華!!
盛岡演劇界で今をときめく若手・ベテランたちが大集合。



あらすじのとおり本作品の舞台は、中世の魔女狩りをモチーフにしたミュージカル「次の魔女は誰だ!」の制作現場。
ジャンルはコメディです!

私の演じる役は、国民的アイドルグループ「コーティング娘。」のミキ役。
プロデューサーの八木絵里さんからオファーを受けた時は
え、踊るんですか????私が…あいどる??????
と思いながらも、ゼミナールなら面白いに決まってる!と勢い良くお返事。

ただ、「私今までおばあちゃんの役とか芸人の役とかそういうかんじでしたけど、本当にキャスティング合ってますか…?」と正直本番1か月前くらいまで不安でした(笑)

劇中のアイドルグループ「コーティング娘。」は4人組。
メンバーに嫌がらせをしたり、仲間はずれにしたり「うわ~外から見た“女子”の嫌なところ、ってかんじだ…!!!!」という印象。


劇団ゼミナール公式X(旧Twitter)より
ミキちゃんは一番右です👉


稽古後は「ガチごめん」「セリフだから!」という声掛けが飛び交っています。別に不仲なわけではありません。そのへんの棲み分けはちゃんとする人たちですので。最近は目配せで謝罪の気持ちが伝わるようになってきました。
ちゃんとコミカルに仕上げています、ご安心を!


「加害者」と「被害者」という二項対立。
自分の立ち回り、目的、策略、本音と建前…。芸能界という設定ですが、普遍の人間模様を描いた作品だと思います。
正義の名の元に多くの女性が断罪された中世の「魔女狩り」。どのように本編のストーリーと関わってくるか、ご期待ください!

チケットは前売り¥2,500(一般)です

宣伝は以上!
是非ご来場ください!!

詳細は劇団ゼミナール公式X(旧Twitter)から↓

https://x.com/gekidan_zeminar?t=l3djwFOPNxP8b5VuxXt8Bg&s=09




ここからは、役者として思うところを少し。

ここから先は、私のことを劇場で見たことがある皆さんへ。

小屋入りまで残り約1週間となりました。
今回の座組、熱量が半端ない。
顔合せでズラっと並んだ豪華な顔ぶれに心が踊りました。

前回出演させていただいたライナ・ノーツ『だからあやふやな窓で』の稽古場から、私の中で芝居への関わり方が変わりました。

5年前の自分は、「ぶっちゃけ、自分が爪痕を残したい」という気持ちしか無かったです。
でもそうじゃない(それだけじゃ上手くいかない)よね、っていうことがわかるようになりました。
バランスって大事。押したり引いたり。そういうの ”テクニック” って言うらしいじゃないですか。
そういう ”テクニック” を使えるようになり始めました。

12月に演出をやらせていただいてから、わかるようになったことがあります。
言われたことをやるだけだと膨大な時間がかかるということ。

特に今回は役者が多い。シーンの中で物語の核心に迫るわけではない「ただその場にいるセリフも無いキャラクター」がどのように振舞うのか。もちろん大事なことだけれど、正直、限られた稽古時間の中でそこまで細かな演出をつけてもらうのは難しいと思います。

塩梅が難しいけれど、「このキャラクターはこのシチュエーションにおいてどう振舞うか」という提案を、稽古場で能動的に投げていく姿勢というのが大事だなと思うようになりました。
稽古場でめちゃくちゃ喋ってます。「ちょっとうるせえ」と言われながら。
もちろん「れいかちゃん、それは違うかも!」と却下されることもしばしばあります(笑)

でも、そうやっているうちに別の誰かも「こういうのどう?」とか、「どんどん言って!」「自分はこう思う!」と言うようになりました。
そういう現場って風通し良くて良いと思いませんか?

稽古は練習する場所じゃなくて「自分はこの芝居を面白くするためにこんなことができます」というのをプレゼンする場だと、東京で芝居をやってた人に言われたことがあります。
今回の、稽古場はまさにプレゼン合戦。

絶対に面白くしてやろうという執念が渦巻く、アツい現場です。
これは、面白くならないわけがない。

観ないと後悔します。断言できます。
盛岡で演劇をやっている人は特に。

稽古場がこんなに楽しいなんて、幸せなことだなと思います。
小屋入りまで残り1週間をきりました。
残りの期間も全力で、この芝居を面白くします。

劇場でお待ちしています。


チケットの予約はこちら↓


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