「コーポレート・トランスフォーメーション(前編)」冨山和彦著。なぜこんなに時間が足りないと感じるのか。今日は感情コントロールに失敗した。【23日目】
さとうみです。ただいま22時。またこの時間にnoteを書いています。
先ほど感情のコントロールがうまくいかず、つい赤ちゃんが泣いているなか、テーブルをグーで「ゴンっ」とやってしまいました。
やるべきことができていない、時間がうまく使えていない...。
それは完全に自分のせいにもかかわらず、モノに当たってしまった。
集中したいのにできない、それを赤ちゃんが横から泣きじゃくることに対して、ぶつけようのない気持ちをテーブルにぶつけてしまったのです。
反省。猛省。
アンガーマネジメントでは、まず「怒りを感じたら、6秒待ってみる」。
気がつくと、あれ、なんで怒ってたんだっけ?となります。
私は漁師の孫でもあり、非常に気象の荒いじいさんの血を引いています。普段はあまり怒ることはないのですが、カッとなるとどうも止まらないところがある、と自分で理解しています。
理解しているからこそ気をつけなければいけない。現状把握して、改善策を実行、そしてより良い結果をえるように努力できます。努力しよう。
次、カッとなったら、6秒待つ。それからだ。
さて、今日は「コーポレート・トランスフォーメーション」という本を読んでいます。昨年からDX、DXとマツコデラックスのことかと思いきや、ディーエックスと読むそうで、デジタルトランスフォーメーションの話題がちらほら。要するにリアル社会がデジタル空間と一体化していく現象だそうです。
これは会社のDX、コロナ後の日本企業のあり方をといている本です。
この著書の冨山さんという方は、その界隈では有名な知識人。
NewsPicksなどでもよく登場していて、ものすごく頭のいい人という印象です(浅)。
今後の日本企業については、次の一言で締め括られています。
会社は変容し、そして溶けていく。
「会社」と「個」の区別がつかなくなってくる時代がくるよ、と。
まさに、これだなあと今自分自身の境遇を含め、感じていることです。
個人が発信力を持った時代、またローコードでさまざまなWebサービス/システムが個人で簡単に導入できるようになったことから、企業に属さずとも、強い個人の力でも十分戦える体制があるというわけです。
私はこの本の中の目指すべき「会社のカタチ」、憲法、あるべき姿が、次世代の企業が生き残る上でのポイントが端的に示されているなと感じました。
それを数回に分けてお伝えします。
人事組織管理:多様性、流動性、解放性
頭がいい人だけでなく、運動ができる人だけでなく、ストレスに強い人だけでなく、多様な価値観を受け入れる人事体制です。それにより新しいムーブメントが生まれやすくなります。
平均就社10年
流動性の観点から、10年ぐらいが望ましいです。
能力制
年功序列ではなく、能力によって役職や報酬が決まるという平等な制度です。
通年採用かつ、国籍/男女/年齢を意識した採用
いつでも採用活動をしています。
なぜ、年齢に制限を設けるのかがわかりません。(公務in)
定年なし
仕事ができなければ、何歳でもクビに。
逆にできる人は何歳まででも残れる体制へ。
ジョブ型雇用(仕事内容に必要なスキルがあるか)
対義語はメンバーシップ型雇用。年齢や学歴ではなく、実際にその業務をこなすスキルで雇用関係を結ぶという考え方です。欧米では主流な考え方です。
副業・兼業OK
会社の仲間より家族友人、同じ専門性や関心を共にする仲間を大事にする価値観が広まってきています。なお、オフィスに集まるのもリモートも、会社が決めるのではなく、本人の意思に委ねるのがいいです。
これが、未来の会社(組織)のあるべき姿です。
逆に変化をしない組織は、淘汰されていくと筆者は伝えます。
あれ、これは、地方行政、真逆ですね。なんとか改善したいと私は思い続けたが、一歯車の3年ではどうしようもならなかった。
なんにせよ、他人を変えることはできない。自分を変えることしかできない。やるべきことをやろう。コツコツと。
また明日。
さとうみ
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?