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詩:最期の瞬間
最期の瞬間に
僕はなにを言うのだろう?
![](https://assets.st-note.com/img/1656841011334-ZTusGhejpO.jpg?width=1200)
「ありがとう」と?
あるいは、
「クソったれ!」と?
![](https://assets.st-note.com/img/1656841072785-sTWy1CqZi7.jpg?width=1200)
僕を守ってくれたすべてに感謝し、
僕を傷つけたすべてを呪い、
そして、
しかし、
かすむ目のうちに
僕はあなたの困惑した顔を見るのだろう。
僕を愛してくれた人。
僕を守り、
一人前の男として扱ってくれた
あなたの困惑した顔を。
![](https://assets.st-note.com/img/1656841224854-q3eobMCqHl.jpg?width=1200)
その最期の瞬間、
僕はこう言うに違いない。
「大丈夫だよ。
これは終わりではない。
僕たちはいつだってこうだったじゃないか。
つねに、なにかの途中」
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