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悪い人がいるから、善人になれる。

こんにちは佐藤です。今日は『老荘の言葉』から、
「悪い人がいるから、善人になれる。」という言葉を紹介します。

「常に善く人を救う、故に棄人なし。」(老子27章)
 寛大な心の人が、人を救う。

この世から悪い人が居なくなったらどうなるか?
幸せになると同時に、善人さえ居なくなる

星新一の小説みたいですね。
なぜなら皆善人だから、それが普通になる。
当たり前になると感謝も無いと。

これは非常に深い言葉ですね。
当たり前というのは恐ろしいことでもある。

不均衡が日常のバランスを取ってくれる。
不幸があるから、幸福を教えてくれる。
悪い人が居るから、良い人になれる。

No.30 「悪い人がいるから、善人になれる。」


【老子・荘子の言葉まとめ】


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