それはどちらでもよい。
こんにちは佐藤です。今日は『老荘の言葉』から、
「それはどちらでもよい。」という言葉を紹介します。
「夢に胡蝶となる。」(斉物論)
夢だってその時は現実だ。
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荘子は蝶になった夢を見た。
夢から覚めて、
その蝶が自分だったのか分からなくなった。
カフカの「変身」に少し似ています。
目が覚めたら、芋虫になっていた話。
夢と現実の区別がつかない。
夢の中の蝶も自分、現実も自分、
どちらでもよいではないか、と荘子は言う。
現実というものを、重く受け止めない、
という教えだと思います。
◇
No.70 「それはどちらでもよい。」
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