部分であり、全体である。
こんにちは佐藤です。今日は『老荘の言葉』から、
「部分であり、全体である。」という言葉を紹介します。
「蛇の鱗、蝉の翼。」(斉物論)
世の中持ちつ持たれつ。
◇
蛇はうろこを動かして、前進するそうです。
小さな鱗が集まって、全体を動かす。
主体は鱗か?蛇自身か?
この話をふまえて、
色々な理由をこじつけると、
自分勝手な話ができるでしょう。
そこで荘子は、
どちらが大事だとか決めない、と言っています。
あえて分析とか主張とかをしない。
ありのままを受け止める。
◇
No.71 「部分であり、全体である。」
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