奇跡の経済学教室て本を読んだよ

こんばんは

私ももういい歳なので、経済のことを学ぶべく本を読み漁っていたのですが、この本が分かりやすかったので、読んで覚えたことをまとめておきたいと思います。

【本の概要】
財務省の「健全財政論」を論破しまくる本です。
※健全財政論とは・・・財政赤字が膨らむと財政破綻するので、国からの支出はなるべく減らし、国民から税金をたくさん取って、財政を黒字化しよう!という考え

01. お金とは何か

  • お金は、日銀(銀行にお金を貸す銀行)が貸出をすることによって生まれる。

  • 貸出によって「預金」というお金が生まれ、借り手が銀行に返済することで「預金」というお金は消滅する。

  • 「預金」を貸し出しているのではなく、貸し出しすることで「預金」というお金を生み出している。 ※財務省はここがわかっていない

  • 銀行は借り手の返済能力次第で、いくらでもお金を刷れる。政府の場合は、インフレ率に次第でいくらでもお金を刷れる。

  • 人々がお金という紙切れに通貨として価値を見出すのは、その紙切れで税金が払えるから。

※ 参考動画↓


02. 税とは何か

  • お金の価値を保証するために必要

  • 税金を増やせばインフレ、減らせばデフレ。物価を調整する手段になる。

  • 日本はデフレ下なのに増税してきた。

  • 税とは、財源確保の手段ではない。

  • 税とは、国民経済を調整するための手段(機能的財政)
     温室効果ガスを排出を減らしたい場合 → 炭素税を導入
     消費を減らしたい場合 → 消費税を導入

今回はここまで。

現在の日本は、スタグフレーションでかつコストプッシュインフレなので、増税したら最悪な事態になるとも書かれてたけど、絶賛大増税中ですな。。

基礎がわかれば、あとは論理を組み立てていくだけで、何が正しいか何が間違っているか分かると思います


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