マガジンのカバー画像

佐藤ゼミ(音声配信)

114
【佐藤ゼミ】では、文学を通して「考えるヒント」を提供中。Youtube&podcastにて音声配信。
運営しているクリエイター

#ラジオ

夏目漱石【それから】を読む「精神の困憊と、身体の衰弱とは不幸にして伴なっている。…

今回の【佐藤ゼミ】では、夏目漱石「それから」から、主人公の代助と平岡が会話をしている場面…

文学作品を、もっと楽しむ方法【夏目漱石 三四郎編】

漱石の作品は「普通」に読んでもおもしろい。読み始めると一気に世界観に引き込まれる。でも、…

夏に『蝉』の声を聞くと、思い出すこと。

閑さや 岩にしみ入る 蝉の声(松尾芭蕉) 今回の【佐藤ゼミ】は「奥の細道 松尾芭蕉」より…

「はじめてのキャンプ 林明子」を読む 【作品解説】

今週の【佐藤ゼミ】は「はじめてのキャンプ(林明子)」を紹介します。 ちいさな女の子「なほ…

ほんとうは怖い!?【宮沢賢治】「注文の多い料理店」

今回の【佐藤ゼミ】は「宮沢賢治 注文の多い料理店」を解説します。 山道に迷って「西洋料理…

【文学解説】臆病でなくして、文明人としての勇気だと思うよ。(マスク 菊池寛より)

今回の【佐藤ゼミ】は「菊池寛 マスク」を紹介します。 作品が発表されたのは1920年。当時の…

【夏目漱石 こころ】「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」

今回の【佐藤ゼミ】では、夏目漱石「こころ」の中から、私(佐藤)が気になった場面を抜粋して紹介します。 「私」は「先生」に「人間は誰でもいざという間際に悪人になる」という先生の発言について質問をします。いったい人間は、どのようなことがきっかけで「悪人」になるのでしょう?「先生」の答えは・・・。 【Youtube版 佐藤ゼミ】【ラジオ版 佐藤ゼミ】【ブログ(音声文字起こし)】【佐藤ゼミ】では、文学作品を通して「考えるヒント」を解説していきます。本格的な文学解説から、文豪の名言

【宮沢賢治】ほんとうにいいこと、とは何か?(学者アラムハラドの見た着物)を読む

今回の【佐藤ゼミ】では「学者アラムハラドの見た着物(宮沢賢治)」を読んで考えたことを解説…

【太宰治】人間失格を読む【文学から生きるヒントを】

(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?) 太宰治「人間失格」より 今回の【佐藤…

【正岡子規】柿くへば 鐘が鳴るなり法隆寺

柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺 (正岡子規) 奈良の深まる秋の気配に包まれながら、大好物…

文豪【夏目漱石】の手紙を読む。

今回の【佐藤ゼミ】では、夏目漱石が門下生の森田草平に宛てた手紙の一節を紹介します。 言葉…

【美しい日本語】夏目漱石の手紙より

「うつくしい日本語」と聞いて、みなさんはどのような言葉が思い浮かびますか? 私(佐藤)は…

【文学講座】 恋愛とは何か。(太宰治 チャンスより)

恋愛とは何か。曰く、「それは非常に恥かしいものである」と。 (太宰治 チャンスより) 今…

【生命】のリアルは「絵本」に教えてもらった。

子どもの頃に読んでいた絵本の中に「こわくて、ちょっと苦手な」ものがあった。それには「人間の体内のこと、血がめぐっている様子」がリアルに描かれていて、そのような絵本を見たことがなかったボクは「この絵本は、なんだか怖い」と感じたのだった。 この絵本は怖い。ちょっと苦手。でも、時々読み返したくなる。不思議な魅力がある。それが「堀内誠一」さんの絵本だった。 今回の【佐藤ゼミ】は、堀内誠一さんの絵本を読んで思い出したこと、考えたことを解説してみました。作品を楽しむきっかけにしていた