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佐藤ゼミ(音声配信)

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【佐藤ゼミ】では、文学を通して「考えるヒント」を提供中。Youtube&podcastにて音声配信。
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#推薦図書

【吾輩は猫である】 強情さえ張り通せば、勝った気でいる 【夏目漱石】

今回は「吾輩は猫である(夏目漱石)」の一場面を紹介します。興味をもった方は、ぜひ作品を読…

【1分文学】夏目漱石「三四郎」あらすじ

夏目漱石「三四郎」あらすじを、1分で解説してみました。 1分解説は、はじめての試みなので…

【文豪エピソード】夏目漱石と芥川龍之介の会話(漱石山房の冬より)

夏目漱石、芥川龍之介、この2人の文豪が会話をしたならば、いったいどのような状況になるので…

【文豪エピソード】志賀直哉が夏目漱石に面会している様子を、芥川龍之介が書く。

今回の【佐藤ゼミ】では、志賀直哉が夏目漱石に面会している様子を、芥川龍之介が書いた作品「…

夏目漱石【こころ】下 先生と遺書 あらすじ解説

秋が深まるにつれて、読書欲が高まってくるのはなぜでしょう? 今回は「夏目漱石 こころ(下…

夏目漱石【それから】を読む「精神の困憊と、身体の衰弱とは不幸にして伴なっている。…

今回の【佐藤ゼミ】では、夏目漱石「それから」から、主人公の代助と平岡が会話をしている場面…

【文学解説】芥川龍之介「鼻」の主人公について(物語の設定から文学作品を読み解く)

今回は【佐藤ゼミ】に寄せられた「芥川龍之介『鼻』の主人公についての質問」に、私なりの視点で回答してみました。物語の「設定」を通して、作者が何を狙っているのか? 表現しようと試みているのか? そのような視点から作品を楽しむきっかけにしていただけると幸い。 【佐藤ゼミ】芥川龍之介「鼻」の主人公について 【Podcast版 佐藤ゼミ】 【佐藤ゼミ】では、文学作品を通して「考えるヒント」を解説していきます。本格的な文学解説から、文豪の名言や言葉などを、わかりやすく掘り下げていき

文学作品を、もっと楽しむ方法【夏目漱石 三四郎編】

漱石の作品は「普通」に読んでもおもしろい。読み始めると一気に世界観に引き込まれる。でも、…

【文学解説】臆病でなくして、文明人としての勇気だと思うよ。(マスク 菊池寛より)

今回の【佐藤ゼミ】は「菊池寛 マスク」を紹介します。 作品が発表されたのは1920年。当時の…

【夏目漱石 こころ】「君の気分だって、私の返事一つですぐ変るじゃないか」

今回の【佐藤ゼミ】では、夏目漱石「こころ」の中から、私(佐藤)が気になった場面を抜粋して…

【宮沢賢治】ほんとうにいいこと、とは何か?(学者アラムハラドの見た着物)を読む

今回の【佐藤ゼミ】では「学者アラムハラドの見た着物(宮沢賢治)」を読んで考えたことを解説…

【はじめての百人一首】春すぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山(持統天皇)

春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山(持統天皇) 和歌と聞くと「興味は…

【太宰治】人間失格を読む【文学から生きるヒントを】

(世間じゃない。あなたが、ゆるさないのでしょう?) 太宰治「人間失格」より 今回の【佐藤…

【銀河鉄道の夜】 宮澤賢治を読む 「ほんとうのさいわいは一体何だろう。」

「カムパネルラ、また僕たち二人きりになったねえ、どこまでもどこまでも一緒に行こう。僕はもうあのさそりのようにほんとうにみんなの幸のためならば僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない。」 「うん。僕だってそうだ。」カムパネルラの眼にはきれいな涙がうかんでいました。 「けれどもほんとうのさいわいは一体何だろう。」ジョバンニが云いました。 (銀河鉄道の夜 宮澤賢治)より 今回の【佐藤ゼミ】では「銀河鉄道の夜」をとりあげます。ジョバンニとカムパネルラが会話をしている場面から「ほんと