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2021年に読んで良かった本たち10選

年明けてから、紹介するなよ。って言われそうですが、一応去年読んだ本の中で良かったなーと、今更ながら感じる本をまとめていきたいと思います。ちなみに2021年に出版された本だけでなく、大昔の本もここには乗せています。

1.Measure What Matters

伝説のベンチャー投資家がGoogleに教えた成功手法 OKR (メジャー・ホワット・マターズ) 単行本 – 2018/10/16 ジョン・ドーア (著), ラリー・ペイジ

OKRについて書かれた本です。ここから、OKRの探求が始まりました。Amazonで「OKR」って検索して出てくる本はほぼ読んだと思います。
人事評価制度の刷新をしているときに、今の評価制度ではしっくりきていなくて、この本を読んで評価に対する見方が変わりました。

2.戦略を、実行できる組織、実行できない組織。 

– 2013/6/1 クリス マチェズニー (著), ジム ヒューリング (著), ショーン コヴィー (著)

たぶん、知らない人が多いのではないかというこの本。「7つの習慣」で有名なあの会社が書いています。ただし、この本は戦略というものを、さらに分かりやすく分解して、先行指数、遅行指数など、4DXをテーマに描かれています。4DXと検索すると、他にも2冊あるのですが、この本が一番分かりやすいです。特に営業会社の人で、目標設定どうやって立てるのが一番いいんだ?って考えるときに、WIGの設定など参考になると思います。

3.1兆ドルコーチ シリコンバレーのレジェンド ビル・キャンベルの成功の教え

2019/11/14 エリック・シュミット (著), ジョナサン・ローゼンバーグ (著), アラン・イーグル (著)

どんだけ、Google好きなんだよ!?って感じですが、エリック・シュミットが書いた、ビル・キャンベルの本です。本人は出たがらなかったようで、あまり記録が残っていなくて、GoogleのCEOだったエリック・シュミットが当時の事を書いているという変わった本です。「コーチング」というのは、よく聞きますが、ビル・キャンベルのような本物のエグゼクティブ・コーチはどこにいるんでしょうか。

4.失敗を語ろう。「わからないことだらけ」を突き進んだ僕らが学んだこと 

2021/6/24 辻 庸介

辻さんの優しさや人柄の良さを感じる、良い本でした。スタートアップで駆け上がりたい人にはおすすめです。なんというか、駆け上がるとギスギスするというか、キツイ一面が顔を出しそうですが、それをあまり感じない口調というか、書きっぷりでした。

5.突き抜けるまで問い続けろ 巨大スタートアップ「ビジョナル」挫折と奮闘、成長の軌跡

– 2021/6/30 蛯谷 敏

ビズリーチの南さんや経営陣を追いかけた本です。上記と同じ時期に買って読みました。人材系出身で、彼らがスタートした頃は人事で、知名度も低かったけど、利用してみたり、過去のユーザーとして応援したくなる本でした。何年か忘れましたが、ビズリーチの最初の企業向けのカンファレンスみたいなのがあって、それに呼ばれて行ったことがあるのですが、それも書かれていました。あそこからスタートだったのかと考えると感慨深い。ルクサも仲良い方がいて、村田さんがKDDIから結局ビジョナルに戻られてとか仲間とのつながりを本当に感じますね。

6.岩田さん

岩田聡はこんなことを話していた。

– 2019/7/30 ほぼ日刊イトイ新聞 (著, 編集),

買収された会社のサラリーマンだった岩田さんが、任天堂の社長になったというお話の本。マザーⅡを一緒に作っていた、ほぼ日の糸井重里が長年取材してインタビューに答えてもらったのをまとめた本です。長年の戦友だからか、糸井さんの文字だからか、ほっこりもするし、すごい本だなと感じました。

7.ヨタの秘密

―利益日本一はいかに達成されたか
– 1977/6/1 若山富士雄 (著), 杉本忠明 (著)

え?1977年の本?って感じでしょうが、そうです。スタートアップとして駆け上がっていく必要があると思っていた時に、昔の製造業で急拡大していった会社の本を探していって、これに行き当たりました。この本は、メーカーとしての成長も言及されていますが、どちらかというと、それをどう販売していって代理店作っていったのか、海外進出していったのか、日産やホンダとどのように当時戦っていたのかなどが書かれています。

8.Airbnb Story

大胆なアイデアを生み、困難を乗り越え、超人気サービスをつくる方法

– 2017/5/25 リー・ギャラガー (著)

「ゴキブリみたいだから投資する」っていうYコンビネーターの方の言葉が好きです。どんな話かと言うと、Airbnbは最初、家を貸し出すというカルチャーが無かったときに始めたわけですが、金が無くなると、オバマさんの選挙の時に、スーパーでシリアル買ってきて、パッケージを「オバマオー」と書いたパッケージに変えて販売して、売り切って事業資金を捻出していた。創業期は何をしてでも金を作ったり、生き残るんだという強い執念が大事だと思うので、この本が好きです。

9.HIGH OUTPUT MANAGEMENT

(ハイアウトプット マネジメント) 人を育て、成果を最大にするマネジメント – 2017/1/11 アンドリュー・S・グローブ (著), ベン・ホロウィッツ 

この本は、インテルの社長をしていたアンドリュー・S・グローブが書いた本で1983年に出版されています。シリコンバレー系の人の本を読んでいるといつも登場する本ですよね。それが2017年にリバイスされて、さらに今でも読み続けられているというものです。ちょっと小難しいのと、訳が変だったの、非常に読みにくい本ですが、内容は彼にしか書けない内容だなって感じでした。おすすめです。(読み終わるまで時間かかります)

10.爆速成長マネジメント

– 2021/3/18 イラッド・ギル (著)

個人的には、これはスタートアップ向けには最高の教科書なんじゃないか?って思ってしまいました。日本語の「爆速成長マネジメント」ってタイトルはどうなん?って思ってしまいますが、英語の「High Growth Handbook」は、たしかに!って名前ですね。スタートアップ向けのマニュアル的な本ですが、具体例と沢山のインタビューで構成されており、最高の本でした。


ということで、「2021年に読んで良かった本たち10選」いかがだったでしょうか?スタートアップに興味あるな!とか、Taikiが読む本、「俺も好きなんだよね!」みたいな事があれば是非CRの選考を埋めてみてください。

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