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「死ぬ気で働くリーダーにだけ人はついてくる」の感想(部下目線)

先日、私の知人からこの本を紹介されたので読んでみました!
著者は早川勝さんです!

まず結論から言うと「仕事以外にも当てはまるチームを作る中で絶対に必要なもの」と感じました。

現在、私は会社勤めで人の繋がりでご縁があり入社しました。
この本を読んで、たくさん共感したことをnoteにまとめ、自分がチームを持つ様になった時に改めて復習ができる様に現時点での私(部下)としての気持ち、感じたことを書きます!


1.人を育てる前に、自分自身を育てろ

この本の一番初めに出てくるフレーズです。
本文の中に「単独プレーヤーの営業マンとしては活躍できたかもしれないが、だからといってリーダーとして成功するとは限らない」と述べられています。

今のリーダーは単独プレーヤーの営業マンとしてはとても尊敬しています。どんな商談でも怯むことなくクロージングまで持っていき、良いお土産を持ち帰ってくることができる人です。
ただ、私(部下)としての目線は「すごいなこの人」とだけ思ってしまいます。その理由としては下記に何点か挙げられます。
・いつも遅刻をしてくる
・職場のデスクがいつも汚い
・部下の考えを受け入れることが少ない(全て論破)

リーダーにとっては細かいことと思うかもしれませんが、部下としてはいつも遅刻してきたり、部下の意見を聞かず、全て丸め込むのは不満がたまります。(まあ私はいつもリーダーに直接不満を言っていますがww)

私がリーダーになる時は真逆の行動を取る様に心がけます。


2.リーダーは孤独を楽しめ

「なかよしチームは始末に負えない。」
仕事で仲の良いチームは素晴らしいことだと思います。ただ、それが傷の舐め合いチームであれば、いつかバラバラになる運命が待っていると思います。
スポーツでもそうですが、キャプテンにみんながついていくから強いチームになります。私は中高大とバスケをしてきましたが、やはり、キャプテンの一言でチームがまとまる時が多々ありました。
良いチームとは意見を交わし合うことができ、悪い時は叱ってくれるリーダー(キャプテン)がいる環境だと考えています。

また、本文には「リーダーとは、【孤独】と運命を共にすることを代償にして、高い給料をもなっているようなものだ」と書かれていました。
リーダーがチームのKGIから目を逸らし、馴れ合いのチームを束ねようとしてもいい方向へは行かない(孤立する)と思います。

そのため、作者は「いずれ【孤立】してしまうくらいなら、はじめから【孤独】を楽しめばいい」
・孤独会議
・孤読書
・孤独ランニング
・孤独映画鑑賞
孤独の意味を理解できた時、初めて部下への愛情が生まれる。
と述べています。

リーダになるためには今から孤独を楽しんで意味を理解できるように動いていこうと思います!
私のリーダーは孤独を楽しんでいるんだろうか。。。


3.「それから、それから?」と部下の言葉に心を傾けろ

本文で「部下がリーダーに求めていることは【話を聞いて欲しい】ではないだろうか。」と述べていました。
はい!その通りです!w

話をしても最後は言いくるめられてしまったり、なんのためにこれをするのと言う説明がなく命令だけをしてくるなどがあります。
部下の説明不足などもあるとは思いますが、言葉のキャッチボールをしてほしいと思う時があります。

私は「イエスマン」にはなりたくないので、「これはどう言う意味ですか」や「意味はこれで合っていますか?」などのキャッチボールをいつも行うように努力しています。

私が部下を持つようになった時は、まずは部下の話を詳しく聞くために、
「いいね」
「なるほど」
「その気持ちわかるよ」
と興味を持って耳を傾け、何を言いたいのかを理解するように努力します。


4.大事な仕事ほど部下に任せる勇気を持て

「人間というのは、他人から頼られて初めて自分の存在価値を知る。」
今の仕事は嬉しいことにリーダーが私に1つの事業を任せてくれています。

当事者意識を持って仕事をしているため、毎日の仕事に意味を持って取り組めています。これはリーダーが部下(私)に仕事を任してくれているからであり、感謝していることです。

また、リーダーはいつも「失敗しても責任は私が取るから何にも気にすることない」と言ってくれているので、私も利益のため、リーダーのために頑張ろうと思って仕事をしています。

私もリーダーのような任せる勇気を持てるようになります。


5.部下に「なぜ?」と原因を追求してはいけない

リーダーはいつも部下に対して「なぜできないの?」、「なんでこうなったの?」と問い詰めているのをよく見かけます。

私もよく「なんで?」と言う言葉をよく使っている実感があります。
みなさんも良く言うフレーズではないでしょうか。

「なんで?」と問い質された時ってなんか責められている感じがしませんか?
問われたことに対して「イライラ」して言い返してしまうなど、、

一つ最近あったことは、
会社のTwitterアカウントで部下が投稿した内容に不適切な発言があり、少しTwitter上で炎上した時にリーダーが「なぜ投稿した?」「なぜこの内容を書いた?」と質問責めをしていることがありました。
もちろん部下は萎縮してしまい、何も言うことができていませんでした。

後になってわかったことは、「一人で判断して投稿をした、不適切な内容ではないと思った」との理由だったそうです。

「なぜ?」と言う問いではなく

今回のミスで気づいたことはなんだった?
→投稿内容は十分に気をつける
今後同じことが起こらないようにするには?
→投稿内容をダブルチェックできる環境を作る

のように問うことで相手と会話のキャッチボールができていれば部下も萎縮せずに回答して、起きた問題を解決できると思います。

私も「なぜ?」と問うのではなく、同じ失敗をさせず、考えてもらう問いかたを今のうちから身に付けていきます。


6.部下への批判は絶対に口外しない

これも良く聞く話です。
飲み会などがあると必ずと言って良いほど出てくる会話。
リーダーもしくは上司の独壇場になり、部下は「そうですねー」と相槌を打つだけの光景。
同僚の批判をリーダーもしくは上司から聞いている人も少なくないと思います。そう言った内容って直接言われるより第三者から伝わってくる方がとてもダメージがあります。

私の性格上、直接言われないと気が済まないので、第三者から伝わってくる内容は本人に直接確認しにいきます。
全員が私と同じ性格ではないですし、批判をしたところで何も解決できません。

今のリーダーは良く口にします。
「あいつは使えない」「俺が思ったことをやってくれない」など、、
ただ、それは人を傷つける道具の一つになるだけで何も生まれないことを理解してほしいと思っています。


7.決断を部下に委ねるな

本文中でも述べられていますが、「会議が長い」、「目的や趣旨がわからない」「いつも結論がでない」などの不満をよく私の知り合いから聞きます。

原因としてリーダーが多数決で決めたり、後日に先送りをすることです。
作者曰く、それは責任から逃れるための口実(無責任)であるとのことです。

確かに、「事業が失敗して責任は誰だ?」となった時に無責任なリーダーであれば多数決で決めたから自分だけの責任ではないと責任逃れをしてくる可能性もあります。

幸運にも私のリーダーは決断を部下に委ねず、リーダー独断で決めます。
決断スピードも速いので部下、チームからしても動きやすい環境を作っていただいています。

私もリーダーになった時は現在のリーダーのように責任を自分で負い、速い決断ができるように努力します。



もっとたくさん話したいですが、まとめると以上が私(部下)の感じたことです。

私のリーダーは良い部分もあるし悪い部分もありますが、今仕事を楽しくできているのはリーダーのおかげです。
将来、自分がリーダーになったり、会社を創ったりした時に今回まとめた内容を改めて読み直して次のステージへ踏み出せるようにしたいです!!



それでは長くなりましたが、おわり!


#読書感想 #学び #リーダーとは #仕事 #チームワーク #新卒

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