生きてるうちは、死にたくない。
薬漬けの人生を送って来た。
小学校五年生の時にアトピーを発症し、一時は完治かと思ったものの高校一年生の時に再発。
爾来、好不調の波を繰り返しながら基本的に薬が手放せなくなっている。
先日のライブの際にW.C.カラスさんに『屈折してる』と評されたのだが、私の心理的屈折の最たる要因は間違い無くこの皮膚病から来ている。
心の陽と陰の振れ幅が、とかく激しい。
が、だからこそ創作が出来てると思ってるので、自分でもそれで良いと思ってるところが。
春先から、アトピーの調子が悪い。
このくらいの状態は7年ぶりくらい。
顔や頭を中心に酷い痒みの波が襲ってくる日とそうでない日があり、調子が悪い日は何にも集中出来ない。
皮膚科で、免役抑制剤を処方された。
アトピーは免役機能の過剰反応から来ているもの故に、その免役自体を抑えるという理屈だ。
無論、免役を抑えるという事はウイルスに弱くなり、傷の治りも悪くなる。
一先ず、2週間飲んでみる事になった。
昔から色んな治療法を試して来たから、こんな事にも慣れている。
閑話休題。
"何故に、こんな暗い文章を書くのか?"というのは、私の創作を理解して貰う為に必要な話だからだ。
過剰な程に"死"の意識が強すぎるのも、ここからきてる。
だから色んな場面で死を見付ける度に、私はそれを創作にせずにはいられない。
多分、自分の為に過ぎない。
これからもずーっと、そうやって何かを創っていくのだろう。
六月一日土曜日。
『27年前の私に送る秋田の詩たち。』配信開始です。
生きてるうちは死にたくないと呟く。
そんな詩を収録楽曲「友川カズキを聴きにゆく」で描いたのだが、本当にそう思う。
生きてるうちは、死にたくない。死にたくない。
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