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重要感を持たせなきゃ人は離れるって話


昨日仕事を辞めました。
いきなり辞めたわけでは無くて、社会人として常識(といわれる)の手順をしっかり踏んで辞めました。

辞めるまでに至った経緯は話し出すと長くなるので割愛しますが、一番の理由は「重要感が持てなかったこと」なんだと思いました。

今日はそんな話を少し。

重要感を持たせる

デールカーネギーの名著に「人を動かす」があります。
読んだことがある人もいるかもしれません。

人とのコミュニケーションの上で大切なことが書いてあります。

その中に一つに「相手に重要感を持たせる」というのがあります。
平たく言うと「あなたは私にとって、とても大事なんです!」をしっかり相手に伝えなさい。って書いてあるわけです。

相手との関係性が崩れていない限り、誰だって「あなたはとても大事なんだ」と言われれば嬉しくもなるし、頑張ろうって思いますよね。

僕もよく意識的に使っていました。

前の職場では後輩に仕事を任せる時は

「君にしか出来ないことだからよろしく頼むね」
「この仕事の出来栄え最高!素晴らしい、本当に仕事出来るね!次も頼むからね」

みたいなことを伝えます。
言われた相手はある程度、オーバーな表現だとわかっていても嬉しいものです。
もちろんそう言われた後輩たちは次も頑張ってくれます。

重要感を持たせることは他人に仕事を任せたり、人のモチベーションを高めるのにとても大事なことです。

僕も例外ではない

すべての事柄に例外は存在しますが、僕も人として当たり前に、重要感を持たせてもらったら嬉しく感じます。

働いていて「この前の企画、もう一度出来ない?前回とっても良かったからさ」とか、「新人教育は一任するからよろしくね。好きなようにやって」なんて上長に言われたら、「よっしゃ。また俺が結果出したるわ!!」となるものです。

口では「めんどくさいっす」とは言いつつも…

重要感を持たせられてんなー。と頭ではわかっていても、がんばろう。となるのが人間だと思います。

僕は辞めたお店で重要感を持てなかった

初めはマネージャーというポジションに据えてくれたことで、「めっちゃがんばろう」と意気込んでいました。

責任のあるポジションはとても重要感ありますよね。
ところが仕事をしていくと、だんだんとそう思えなくなってきたんです。

細かいことはいろいろあるのですが、要約すると“名前”だけだったわけです。
途中から「俺、意味あんのかな…?」と思えてきたんですよね。

重要感が持てないと感じてしまうと、どうにもモチベーションが上がりません。承認欲求も満たされない。

もし、自分の存在にそんなに意味がないのなら、「もっと自分を必要としてくれる所へ行こう」と考えました。

絶対に相手に重要感は持たせた方がいい

人間一人では生きていけません。
必ず誰かあなたの周りにも人がいるはずです。
心から思うけど、その人たちには重要感を持たせた方がいい。

別にお金がかかることではありません。たった一言二言で済む話です。

重要感を持たせないばっかりに、人はあなたから離れていきます。
実際、僕が離れていったように。

この体験から、僕は今までよりもさらに「重要感」について意識して仕事することになります。
もちろん「重要感」は人を縛り付けておく魔法ではありません。
人には人の事情があって、いろんな理由で仕事を辞めていきます。

でも、人間関係は必ず継続します。
それこそが大事なんだ。僕はそう思いました、

もし、あなたの周りに関係をずっと継続したいと思う人がいるなら、意識的に重要感を持たせるようにすると、その関係は間違いなく立場を超えて継続します。

たった一言。あなたが大切です。と伝えてみてください。

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