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心が苦しいとき、この方法を知ってれば自分を助けることができる

自分の理想や夢があっても思い通りにいかず、「心が苦しい」「毎日が辛い」と感じることってありますよね。


「できない自分のせいで、他人に迷惑をかけてしまうのが心苦しい」
「周りに自分のことを分かってくれる人がいない、誰にも助けを求められない」
「理想を叶えられていない現実を直視するのが辛い…」


そんな風に感じたことのある人も多いのではないでしょうか。


今回は、この心が苦しいときにこそ実践してほしい対処法や、おすすめのアイテムについて紹介していきます。

ストレスや孤独感を加速させる心の苦しみは、平穏な毎日を脅かす厄介なものです。


周りに助けを求められる人もなく、一人でストレスを抱えたままにしてしまうと、不眠症や情緒の不安定も引き起こす可能性があります。


それどころか苦しさが限界までに達してしまったら、自殺を考えてしまうこともあるかもしれません。


しかし、もし周りに自分の理解者がいたらどうでしょうか。


困ったときや苦しいときにいつでも相談にのれる環境があるとしたら、きっと気持ちも楽になるはずですよね。

精神的に不健康な状態は、身体の健康をも脅かすリスクがあります。

たとえば、イギリスのケンブリッジ大学による調査では、「孤独をよく感じる人はそうでない人に比べて寿命が短くなる」ことが判明。

さらにアメリカのライス大学のクリストファー・ファガデス博士が行った実験では、「社会的に孤立していると感じる人は病気の症状が悪化する」ことが分かっています。

心が苦しい時にきちんと対処することは、身体の健康や人生の豊かさを守ることにもつながっているのです。


今回の記事では、以下の4点をお伝えしていきます。

1. 心が苦しくなるのはなぜ?毎日が辛く感じる6つの原因
2. 苦しいときにできること|心を助ける7つの方法
3. 何もやる気が起きないとき|心を助ける曲3選
4. 何もやる気が起きないとき|心を助ける本3選


最初の章ではまず、「毎日が辛く感じる6つの原因」を解説していきます。


具体的な要因について触れていますので、1つずつチェックしながらあなたの心を苦しめている原因を見つけてみてくださいね。

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心が苦しくなるのはなぜ?毎日が辛く感じる6つの原因


ここでは「毎日が辛く感じる原因」を以下の6つに分けて見ていきます。

1. 理想が高く自分に厳しすぎる
2. 「やりたいこと」が「やるべきこと」になっている
3. 気軽に話せる人がいない
4. 今が変わってしまうことが怖い
5. 自分の意志よりも周りからの評価を優先してしまう
6. 過去の失敗を引きずる

心が苦しくなってしまう訳には、責任感が強かったり、周りの評価が気になってしまったりと人それぞれ特徴があります。


自分の思考パターンを考えながら、いまの自分に当てはまっている要因はないか探ってみてください。

理想が高く自分に厳しすぎる


「こうあるべきと考える理想が高く、自分に厳しくしすぎてしまう」ことは、努力家で勤勉な人ほど陥りやすいパターンです。

このタイプの人は自分の仕事ぶりについて、以下のように考えてしまう傾向があります。

「周りにたくさん迷惑をかけている…。それもこれも全部、仕事ができない自分のせいだ…。

本当はもっと仕事ができる人間にならないといけないのに…。

なんで自分は、こんなにも仕事ができないんだろう…。

できて当たり前のこともできない自分に嫌気がさすし、周りに迷惑しかかけていない自分が嫌いだ…。」

しかしこの思考の背景には、以下のような価値観があることを忘れてはいけません。

・仕事ができる人は人としても優れている
・人に迷惑をかけてはいけない
・最初から完璧にできるべき

つまり仕事の出来不出来が人間としての評価に直結していて、仕事ができない自分を必要以上に責めてしまっているのです。


さらに自分が目指す理想も高いため、なかなか自分が満足できる出来までに辿り着くことができません。


こうしたタイプはまず仕事と人間性を切り離して、自分へのハードルを高く設定しすぎていないか見直すことが大切です。

「やりたいこと」が「やるべきこと」になっている

「好きで始めていたことがいつの間にか義務になってしまっていた」というのも、仕事や生活の中で起こりうるパターンです。

分かりやすい例で見てみましょう。

「最初は音楽が大好きでバンドを始めた。

最初はとにかく楽しくて、音楽をしている時間そのものも自分が少しずつ上手くなっていくのも楽しめてたし、メンバーと音がキレイに揃った瞬間は、達成感や一体感も味わえて最高だった!

ライブハウスで演奏するようになってからは、お客さんからも感想がもらえて嬉しかった。

でも少しずつ、”もっと誰もが喜ぶいい音楽を作らなきゃ”という思いに変わっていって、音楽をすることが義務になっていった。
そうしたら、周りの評価を考えながら演奏するのも苦しくなってきて…」

好きなことが周りに評価されることは嬉しいものですが、その声が大きくなっていくことで「好き」よりも「義務感」が強まってしまうのは、音楽だけじゃなく勉強や仕事においてもあり得ます。

たとえば、子供の頃。


「このテレビを見終わったら宿題やろう!」と自分で思っていたのに、テレビを見終わる前に親から「宿題早くやりなさい!」と言われてしまって、嫌になったことがある人も多いのではないでしょうか?


人はやりたいことでも義務になってしまうと、面倒に感じてしまうものです。


もしいま取り組んでいることが好きで始めたものなら、「やるべきこと」に変わっていないか一度チェックしてみてはいかがでしょうか。


気軽に話せる人がいない


周りに相談相手がいないことも、心を苦しくする原因の一つです。

自分では大丈夫に思っていても「社会的な繋がりがないこと」は、精神的にも身体的にも健康を脅かすリスクになります。

・パートナーと別れてしまって寂しい
・周りに相談できる相手がいない

こうした悩みを抱えている場合は、まずいまの孤立状態から脱することが大切です。


小さな関係でもいいので、人と接する機会を積極的に増やしていきましょう。


今が変わってしまうことが怖い

「現状維持を望み、変化を恐れること」も心を苦しめる原因となります。


たとえば仲の良い友達がいるとき。


もし毎週末遊んでいる友達に恋人ができたら、今までのように遊べなくなる可能性がありますよね。


そんなときに「おめでとう!」という気持ちよりも、「恋人がいないままでいてほしい」という気持ちの方が強くなってしまうようなら、変化を受け入れられないタイプの人といえます。


変化を受け入れられない人は現状維持を望む傾向が強く、変化に対して人並み以上の恐怖や不安を覚えてしまうもの。


しかし現実には自分も周りも常に変化していくのが、人生です。


変化に対する恐れを克服できないままでいると、年を重ねるごとに心は苦しくなってしまうかもしれません。


何かが変化する時には不安要素だけでなく、メリットや新しい可能性を見つける癖を身に付けることが大切です。

自分の意志よりも周りからの評価を優先してしまう


自分の気持ちや意思はきちんとあるにも関わらず、周りからの評価を気にして萎縮してしまう人は少なくありません。


しかしこうして周りの目を必要以上に気にしてしまうことも、心を苦しくする原因の一つです。


こうしたタイプの人は、自分の言動を周囲の評価に直結してしまうところがあるので、以下のような思考パターンが多くなります。
「こんなことをしたら、パートナーに嫌われるんじゃないか」
「こんなことを言ったら、同僚に変に思われるんじゃないか」
「LINEの返信をすぐにしないと、友達に嫌われるんじゃないか」

しかしこの思考でいると自分の気持ちを表現する機会が一切なくなってしまうので、続ければ続けるほどかなりのストレスになるはずです。


自分の心や体が壊れてしまう前に、いま周囲の評価を優先しすぎていないか考え直してみましょう。

過去の失敗を引きずる


長い人生、誰しも一度や二度は、後悔するような失敗があるものです。


しかしその失敗を引きずり続けると、いつまでも心を苦しめてしまう原因にもなります。


「なんで一度しかない高校生活をもっと楽しまなかったんだろう…」
「なんでもっと一緒にいる時、あの人のことを大切にできなかったんだろう…」
「なんであのとき、やりたいことよりも生活するための道を選んでしまったんだろう…」

こうした失敗はいくら悔やんでも、やり直すことはできません。

大切なのは、その失敗を経験してこれからどう過ごしていくかにあります。


もしあなたが今も後悔している失敗があるのなら 「なんであんなことをしてしまったんだ…」と悩み続けるのはやめて、 その失敗をどう糧にしていくかを考えるようにしてみてはいかがでしょうか。

以上が、「毎日が辛く感じる6つの原因」でした。

あなたに当てはまるものはあったでしょうか?

もしかすると、原因は1つだけでなく、いくつもあったかもしれません。

でも、原因がはっきり分かったのなら、もう心配しなくて大丈夫です。

次章からは、心が苦しい時の解決方法について詳しくお伝えしていきます。

自分の心の苦しさを少しでも楽にできるよう、自分に合った方法を見つけてみてくださいね。

心が苦しいときにできること|心を軽くする7つの方法


ここでは心が苦しいときに試してほしい解決方法を以下の7つに分けて紹介します。

1. いま持っている固定観念を捨ててみる
2. 「どうしてそれを始めたか」を考える
3. 自分の人生に価値を見出す
4. なんでも話せる相談相手を見つける
5. 「良い日もあれば悪い日もある」と考える
6. 変化することを当然と受け止める
7. 生活を充実させる

心が苦しい原因がいくつかに分かれているように、その解決方法も一つとは限りません。

自分が取り組みやすいものを選びながら、自分にぴったりの解決方法を見つけてみてくださいね。


では、一つずつ詳しくお伝えしていきます。

いま持っている固定観念を捨ててみる


これは「理想が高く自分に厳しい人」や「変化を受け入れられない人」にぜい取り入れてほしい解決方法です。

たとえば「仕事ができずに迷惑をかける自分が嫌で仕方ない」という場合。

その根底では、以下のような固定観念に縛り付けられている可能性が考えられます。


・仕事ができないと人として駄目
・人に迷惑をかけるべきではない


なので、一度この考えを捨て去ってこのように考え直してみましょう。


・仕事ができないならできる部分でカバーしていく
・人はお互いに迷惑をかけあって生きているんだから、自分だって迷惑をかけても仕方ない


すると、迷惑をかけること=悪という考えがなくなり、心が軽くなっていくはずです。

もちろんこれは、「何でも迷惑をかけてもいい」ということではありません。


その方向にシフトしてしまうと周囲から人がいなくなり、今度は孤独による苦しみが始まってしまいます。


あくまで、「迷惑をかけた分、できる場所でカバーしていく」というギブアンドテイクの精神を持つことが大切です。

「どうしてそれを始めたか」を考える


自分の原点を思い出すことは、「やるべきこと」を「やりたいこと」に戻す有効な解決方法です。


どんな仕事や趣味、生活にも、それを始めるときのワクワクした気持ちがあるはず。


『どうして自分が、それを始めたか』を考えてみると、始めた頃のポジティブな思いを見つけることができます。

私の場合なら、ブログです。


このブログを始めたきっかけは、「これまで自分が学んだ知識や得た経験を誰かのために役立てて、誰かの笑顔を1回でも多く増やしたい」というものでした。

しかしブログを続けていくと、いつのまにか「アクセスをもっと集めたい」「アクセスのために記事を書かなきゃ」という思いに変わっていってしまったのです。


すると徐々に、記事を書くこと自体が面倒になっていきブログに対してどんどんネガティブな感情を抱くようになりました。


そんなときに出会ったのが「どうしてそれを始めたかを考える」という解決方法です。


それを聞いた瞬間「そうだ、自分は誰かの笑顔を増やしたいと思ってブログを始めたんだった!」と思い出すことができ、ブログに対してまたポジティブな気持ちを持てるようになりました。

「どうしてそれを始めたかを考えること」は、義務化してしまったものをまた始めた頃の「○○したい!」という気持ちに戻すことができます。


もう一度始めた頃のワクワクや楽しみを得ることができれば、いま苦しくなっている心も軽くなっていくはずですよ。



自分の人生に価値を見出す


自分の人生に価値を見出だすことは、「理想が高く、自分に厳しくなっているとき」や「過去の失敗を引きずっているとき」に試してほしい解決方法の一つ。

ユニヴァーシティ・カレッジ・ロンドンの調査では、自分の人生の価値を高く評価している人は低く評価した人に比べ、以下のような特徴があるというデータもあります。

• 離婚リスクが低い
• 友人を増やし、社会的および文化的活動に従事する
• 病気やうつの発症率が低い
• 肥満になりにくく、健康的
• 定期的な運動や健康的な食事を取り入れている

つまり、自分の人生を高く評価することは、健康と幸福を手に入れることにもつながります。

そして自分の人生に価値を見出すなら、「自分が生きている意味」を見つけることがポイントです。

ニューサウスウェールズ大学の社会心理学者であるウィリアム氏は、人生の意味には以下の3つの要素が重要だと述べています。

• 人生の目標を持ち、その目標を目指していく道筋があること
• 自分の人生に価値があり、重要なものだと思うこと
• 自分の人生に一貫性があること

では、「自分が生きている意味」を発見するにはどうすればいいのでしょうか。

まずは「自分の人生の目標とその道筋」を見つけることです。

人生の目標とは、自分のやりたいことや達成したいことであれば、どんなものでもかまいません。

道筋は、そのやりたいことや達成したいことを実現するために取り組む、具体的な方法のことです。


「自分が生きている意味」を知って自分の人生に価値を見出すために、より多くの情報を得て、自分の中にある素直な気持ちを見つけ出していきましょう。

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なんでも話せる相談相手を見つける


一人で心の苦しみと戦っているときには、「なんでも話せる相談相手」を見つけてみるのもおすすめです。

この解決方法で重要なのは、「なんでも話せること」にあります。


周りに人がたくさんいても、スマホの中に何百人の連絡先が登録されていても、本音を話せる人が1人もいないなら、それは「孤独」です。

なんでも本音を話せて、気持ちをシェアできる相手がいれば、心の苦しみはずっと楽になるはず。


初めは勇気がいりますが、 本音を話せそうな人を見つけたら、思い切って自分から気持ちを伝えてみましょう。

なかには「はっ?何言ってんの?」と受け入れ拒否する人もいるかもしれません。


でも必ず、「なんだ、そんな風に今まで考えていたの?全然遠慮なく言ってくれてよかったのに!」と受け入れてくれる人も見つかるはずです。

失敗したらその人とは離れて、また新たな人間関係を作っていけばOK。


本音で話せる人を見つけて、自分が素直になれる場所を増やしていきましょう。

「良い日もあれば悪い日もある」と考える

人生は山あり谷あり。


良い日もあれば当然、悪い日もあるものです。


・理想の高さで現実に萎えてしまう人
・変化を受け入れられない人
・過去の失敗を引きずり続ける人


以上のタイプは、人生の悪い時期ばかりを見つめてしまう傾向にあります。

最近の例でいえばSNSが分かりやすい例です。


自分の最高に嬉しいタイミングや楽しい時間を投稿できるSNSでは、はたから見ると「自分以外の人はいい人生を過ごしているんだ」と勘違いしてしまう可能性もあるかもしれません。

しかし、ほとんどの人が投稿しているのは、その人の良い日・良い時期の瞬間です。


その裏には投稿されていない、上手くいかない日や平凡な日常が何日も存在しています。

上手くいかないときや失敗してしまったときは、たまたま人生における悪い時期だったと考えると心がスッと楽になるはずですよ。


変化することを当然と受け止める


変化を受け入れられない人は、変化自体への考えを変える必要があります。


「諸行無常」という言葉があるように、この世で変化しないものは一つもありません。

友達や恋人との関係、今まで頑張って作り上げた仕事、自分が手に入れた環境も、ちょっとした失敗をキッカケにして崩れてしまう可能性を常にはらんでいます。

しかし変化をただ恐れていたら世の中の流れや他人に振り回され、いつまでたっても自分の不幸さに苦しむだけになってしまいます。

ですので、変化に対しては「何かが変化することは当たり前」と考えることが大切。

もし変化が起きてしまったら、そのときに対応すればいいんです。

起きてもない変化を想像して怯えるのはやめて、変化していく日々を楽しむ余裕を手に入れましょう。

生活を充実させる


肉体的な健康と精神状態は、切っても切れない関係にあります。


そのため生活を充実させることは、心の苦しみを軽くする解決方法の一つです。

運動もせずジャンクフードばかり食べて、夜更かしばかりの不規則な生活をしていたら、精神的にも当然不安定に陥るもの。

反対に生活を充実させて、健康的に過ごしていると、ストレスも受けにくくなって心穏やかに日々を過ごすことができます。

充実させるとはいっても、ちょっとおいしいものを食べたり、しっかりお風呂に入ったり、7時間以上寝るように心がけたりといった内容でOK。

生活を丁寧に過ごすだけでも気分が安定して、心もずっとラクになるはずです。

以上が、「心を軽くする7つの方法」でした。


方法はさまざまですが、まずは自分の取り組みやすいものから始めてみてくださいね。

とはいえ、あまりにも苦しい時には「何か行動起こす元気がそもそもない」ということもあるかもしれません。

そこで次章では「心を軽くする曲3選」を紹介します。


何もやる気が起きないとき|心を助ける曲3選

• 明日はきっといい日になる(高橋優)

高橋優さんの言わずと知れた名曲。


「明日はきっといい日になる、いい日になる、いい日になるのさ」


なんて歌詞を繰り返しで聞いていたら、「本当に明日はいい日になるかもな」と思えてくる魅力的な曲です。


仕事に疲れている社会人、対人関係に悩む学生、いま心が苦しくて頑張れない人はぜひ一度聞いてみてください。

• 終わりなき旅(Mr.Children)

国民的アーティストMr.Childrenの背中を押してくれる一曲。


「いいことばかりでは無いさ でも次の扉をノックしよう
きっと素晴らしいはずの自分を探して~」

苦しさや葛藤の中にもある光や、自分だけの価値に気づかせてくれる名曲です。

私も会社員時代の通勤時に、何度もリピートして聞いていたお気に入りの曲になります。


• ともに(WANIMA)

「Ah どれだけ過去が辛くて暗くても
昨日よりも不安な明日が増えても
悩んだり泣いたりする今日も
進め 君らしく 心躍る方」

以前、auのCMで使われていたので、ご存知の方も多いのではないでしょうか。


後悔や変化への怖さ、そういったものへの正直な想いを歌詞にしつつも、最後には「心躍る方に進もう」と自由な未来に意識を向けさせてくれる一曲です。

音楽以外にも、本から元気や勇気をもらう方法もあります。

何もやる気が起きないとき|心を助ける本3選

• ゼロ~なにもない自分に小さなイチを足していく~(堀江貴文)

誰もが知るホリエモンこと堀江貴文さんの著書。

堀江さんの著書は、お金や健康といったノウハウ系の本が多い印象ですが、この「ゼロ」では堀江さんの小さい頃からの生きざまが描かれています。

正式にどう書かれていたかは忘れてしまいましたが、以下のようなメッセージが印象的な本です。

「どんなに失敗してもゼロ以下になることはない」
「みんな最初はゼロだから、小さなイチを足し続けられるかどうかが差をつける」

いま勇気をもって一歩踏み出している人は、ぜひ読んでみてください。

• 苦しかったときの話をしようか(森岡 毅)

著者の森岡さんは、経営コンサルタントをされている方。


それも、かつて経営危機に陥ったUSJを担当し、今のUSJの土台を作った凄腕経営コンサルタントです。

これは、森岡さんが大学を卒業する娘さん宛に書いたメッセージを本にした、少し珍しい形式の書籍になります。


森岡さんなりの生き方や道の選び方、苦労の乗り越え方がご自身の経験とセットでつづられていて、苦しい時期の乗り越え方を教えてくれる、勇気をもらえる1冊です。

• 3月のライオン

こちらは実写化もされた有名なマンガ。


1人の高校生プロ棋士が、ある事情で両親と妹を亡くし、引き取ってもらった家族の中でトラウマを抱え、そのトラウマをプロ棋士生活と周りの人とのかかわりを通して乗り越えていく物語です。

多くの人が人生で直面するであろう、家族問題、孤独、後悔、不安、自信の無さ、そういったものにどう向き合って乗り越えていくかが描かれています。

秀逸な心理描写とあたたかいタッチが魅力で、心の苦しみに優しく寄り添ってくれる作品です。


まとめ

今回の記事をまとめると、「心が苦しく、毎日が辛く感じる原因」は以下の6つになります。

1. 理想が高く自分に厳しすぎる
2. 「やりたいこと」が「やるべきこと」になっている
3. 気軽に話せる人がいない
4. 今が変わってしまうことが怖い
5. 自分の意志よりも周りからの評価を優先してしまう
6. 過去の失敗を引きずる

心の苦しさは、この6つの視点のいずれかで物事を考えてしまうことで引き起こされるものです。

そして、この原因を取り除くためには、以下の7つの解決方法がおすすめ。

1. いま持っている固定観念を捨ててみる
2. 「どうしてそれを始めたか」を考える
3. 自分の人生に価値を見出す
4. なんでも話せる相談相手を見つける
5. 「良い日もあれば悪い日もある」と考える
6. 変化することを当然と受け止める
7. 生活を充実させる

まずはあなたが取り組みやすいものから、心を軽くする方法を選んでみてください。

この記事を参考にして、あなたが心の苦しさから解放されることを願っています。

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