見出し画像

ピアノ練習で上達率が2倍になるテクニック「リコンソリデーション」を使う方法

※ただいま全文無料公開中です!

ぼくは最近、朝活としてピアノ練習しています。配信つけながら
ピアノははじめて1年くらい。
はやく初心者を脱却したいなあと、日々鍵盤をさわっています。

ただ、そうはいってもガツガツ練習するような時間を取れないのが現実。
練習時間は1日平均30分できるかどうかくらいです。

「練習”量”に限界があるなかでピアノを上達するには、”質”のほうを工夫するしかないな」
と思ったぼくは、スキル上達が早くなる練習方法はなにか調べ、その中から”比較的手軽にできて効果も報告されている方法”を実践しています。

というわけで今回は、
ピアノ練習の質を高めるアプローチを1つ紹介しますね。

このアプローチは”ぼく流”ではなく、科学的な研究を参考にしたもの。
なので、だれが使っても一定の効果が期待できます。もちろんあなたにも。

すこしでも参考になれば幸いです。

スキルの上達率を高める練習法「リコンソリデーション」

ピアノを早く上達するために使えるアプローチの名は、
リコンソリデーション」。

ひとことでいえば、
練習に”小さな変化”をつけようぜ!
というもの。

ピアノに限らず、あらゆるスキルの上達に効果があるアプローチみたい。

ソース元であるジョンズホプキンス大学の研究(*1)では、
リコンソリデーションを使ったグループはふつうに反復練習したグループよりも2倍上達した
という結果になったんだそう。すげえ。

リコンソリデーションが上達を早めるしくみは、
①練習にちょっとだけ変化をつける
②脳が変化に対応しようと活性化
③脳が単純に反復練習するよりもがんばる
④効率的に学習してくれる!

とまあ、ざっくりいうとこんな感じ。

ポイントは、
変化の大きさを「言われてみればちがうな」くらいの範囲にとどめること。
大きくしすぎると、アタマが変化に対応しきれなくてさじ投げちゃうんだって。

リコンソリデーションについての詳細は、また別の機会にまとめようと思います。

ピアノ練習での使い方

「ピアノ練習で使いたいんだけど、具体的にどんな変化をつけたらいいの?」
という方のために、
ぼくが実際にためしている例を紹介しておきます。

演奏レベルは初心者なので、
そのへんご考慮いただいたうえで参考にしてみてくださいね。

・ほんのすこしだけテンポを変える
・弾く小節の順番を変える
・立って弾く、椅子の高さを変える
・映像譜面(バーが落ちてくる音楽ゲームみたいなやつ)を見ながら弾く
・課題曲が複数ある場合、練習する順番を入れ替える
・ちがうピアノで弾く
・譜面を見ないで弾く
・ブラインドタッチで弾いてみる(カンタンな曲のとき)

早く成長してる実感はあるの?

はやく成長してる感覚は…正直わかりませんでした。

調べるとすれば、同じレベルの課題曲をいくつか用意して、それぞれ
・同じ環境でひたすら反復練習した場合
・上記のような変化をつけながら反復練習した場合
の成長率の差を比べればいいんでしょうけど、いかんせんめんどくさくて。
それにもし仮にやったところで、得られるのはあくまで”ぼく一個人の”結果。あんまりあなたにとって価値のある情報にはならないのかなと。

せっかく研究結果として出ているんだから、どんどん使っても損はないテクニックかなぁと思います。

あとはよしなに。

参考になった!」と思ったらスキ
もっと読みたい!」と思ったらフォローをよろしくです・・・!

※全文無料公開中です。この下に文章はありません。

ここから先は

0字

¥ 980

期間限定 PayPay支払いすると抽選でお得に!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?