第28節 川崎ブレイブサンダースvsレバンガ北海道 観戦記(感想編)@配信観戦

■3月14日(土) 第1戦
 レバンガ北海道の3選手に発熱が確認されたとの事で中止となった。
1名は朝に発熱を確認、2名は会場入り後に発熱確認との事。選手に発熱は確認されたことを受け、リーグ判断で中止が決定された。
(代替試合等は今後検討される見込み)
 北海道の感染状況から、選手が動揺したであろう事は容易に想像がつく。中止は賢明な判断であったと思う。
 本来であれば、再開前に全選手・スタッフ等の検査を実施し陰性である事を確認しておくのがベストとは思が、PCR検査をなかなか受けられないと言う状況が少なからず存在している事を考えると、Bリーグの選手・スタッフ等を特別扱いする訳にも行かないのが現実であり、この様な状況はある意味想定された事かと。
 
■3月15日(日) 第2戦
 前日発熱が確認された、3選手についてはほぼ平熱であることが確認された事ことから、第2戦は予定通り実施される事に。
◇前半
 実際、ゲームは少しふわっとした感じのソフトな入りとなった。
 それでも時間がするにしたがって、川崎のプレイ強度が上がってきた事を受けて、両チーム共にインテンシティの高い好ゲームへと移行して行った。
 1Qは発熱の影響でインサイドプレイヤー3名が欠場となった北海道は川崎のインサイドを抑えきれずに、スコア的にはじりじりと離されて行く展開となり、22-12で川崎リードで終了。
 2Qに入って、北海道のプレイ強度が高まった事、効果的に3Pが決まった事、逆に川崎は1Qの反動で受け身になってしまった。結果的には2Qは20-27を7点詰めて42-39と3点差まで詰めて前半を終了。
◇後半
 3Q川崎は開始からファジーカス、ヒース、アギラールを同時起用するいわゆるビックラインアップにて高さの優位性を前面に押し出し、一気に点差を広げる。
 北海道も懸命に食らいつくが川崎にインサイドを完全に支配され、このクオーター29-11となり71-50と21点差に広げられてしまう。
 4Qに入り川崎は若手選手を積極的に起用。劣勢の北海道も高いインテンシティを維持し26-21、97-71でゲームセット。
◇ピックアップ プレイヤー
  川崎
   篠山の復帰戦で10得点、4アシスト 
   アギラールのB1デビューでダブルダブルの活躍
  北海道
   内田 3P 3/3含む15得点の爆発
■感想
 まずは、選手、スタッフ、運営関係者には第2戦を実施した事は大変勇気のいる決断で、この決断が正しかったのかは現時点では判断しかねるが、敬意を表したいと思う。
 開始直後こそ両チーム共に若干ふわっとした感じはしたが、一旦スイッチが入った後は両チームともインテンシティの高いプレイを繰り広げてくれて、スコア以上に見ごたえのあるゲームだったと思う。
 特に北海道の選手はインサイドのメンバー不足の中、非常に良く戦ったと思う。
 両チーム共に選手は非常に勇気をもってゲームを戦ってくれた事に感謝。
 そして再開する際には関係者の健康が保たれたれ不安無くゲームの望める環境が整えられる事を願うばかりである。

     最終スコア
    川崎  北海道
 1Q 22 - 12
 2Q 20 - 27
 3Q 29 - 11
 4Q 26 - 21
     97 - 71

スタッツから見たゲームの分析や感想は別途載せる予定です。

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