簿記2級必勝法

金融機関にお勤めの皆さんなら簿記2級は取っておいてもいいでしょう。

また、就活生も何か強みが欲しいという方は簿記2級を目指される方が多いと思います。

簿記3級はとってもあまり意味がありません。2級でもやっと基本を一通り抑えたところでしょう。

私は簿記2級を会計の基本を学ぶために勉強し、取得しました。どのような勉強をしたのか、まとめたいと思います。

1.勉強時間

勉強期間は約5ヶ月です。

いや、そんないらないだろと思った方々。その通りです。私は受けようと思ってから、忙しかった&勉強する気がなかなか起きなかったためずるずる先伸ばしてしまいました。本気でやれば2ヶ月ほどで大丈夫だと思います。

1日3時間×60日=180時間

このぐらいで十分だと思います。

2.教材

教材は問題集1冊とYouTubeを活用しました。

2022年というのは便利な世の中で、YouTubeに簿記2級の内容を解説している動画がごまんとありますね。オススメはふくしままさゆきさんとたぬ吉さんです。教材を買っていないので、YouTubeだけで乗り切りました。YouTuberの方々の説明の方が、予備校のテキストよりわかりやすいと個人的には思います。

3.配点

簿記2級の配点は以下の通りです。

第1問 仕訳 20点

第2問 連結(が多い) 20点

第3問 損益計算書・貸借対照表 20点

第4.5問 工業簿記 40点

合格基準は70点です。

比較的点数を取りやすいのは第1問と第4.5問です。かくいう私も、工業簿記でゴリ押しして合格しました。

第2問の連結は難しいですね。単年度ならまだしも、連結2年度を聞いてくる問題は難しいです。20点中8-10点取れればいいと思います。

工業簿記は満点を狙ってください。ここが得点源であり、点数も取りやすいです。

4.簿記2級を勉強する意義

なぜ簿記2級なんて取るのと思われる方もいるかもしらません。正直、金融機関に勤めてようと簿記2級がマストで求められるところは少ないです。私も強制ではありませんでした。ではなぜ私が取得したかというと、リスクヘッジと今後のためです。

私は米国公認会計士を目指しています。国内金融機関に今はいますが、将来海外で働いてみたい、外資系に挑戦したい、さらなるベースアップを狙いたいなどいろいろ考えています。転職はリスクを伴いますから、何かしらのヘッジをした状態でないと不安です。そう、私は不安症です。米国公認会計士はその手段として有効です。そこへの第一歩として簿記2級を取得しました。

5.金融機関は資格ゲー

話は少し変わりますが、金融機関には取らなければならない資格が沢山あります。特に、銀行・証券は多くて、簿記やFP、保険の販売資格などたくさんあります。その分、給料や福利厚生はいいので恵まれていると思いますが、就活生で社会人になったら遊びまくりたい方にとって金融機関はおすすめできませんね。毎日、新聞やレポートから情報をインプットし、勉強を続けられる人がお客様から信頼され、出世していくことができます。

6.最後に

簿記2級は会計の入り口としてオススメです。1.2ヶ月本気で勉強すれば十分合格を目指せます。日商簿記検定は信頼も厚いですし、なにより簿記2級に受かる実力があれば決算資料を読むことができます。金融機関以外にお勤めの方も自己研鑽にいかがですか。今後も資格勉強という名の自己研鑽の結果を公開したいですね。世の中、残業はするなと言われますが自己研鑽はしろとうるさいですね。とほほ。


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