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【第5回】2021年の振り返りと2022年のことを少し考えてみる。

お疲れ様です。SATOSHIです。
今回は2021年の振り返りをしていこうと思います。

目次
①仕事について振り返ってみる
②自己研鑽について振り返ってみる
③2022年のことを少し考えてみる

①仕事を振り返ってみる

 相談支援専門員として働きたいという思いで、長年勤めた社会福祉法人を退職し、今の会社に転職したのが昨年秋頃。2年目のスタートを切ったばかりである。現在の私の担当数は80名程だが、利用者本人の家族や支援する関係者などもいることを考えると、実に多くの人と出会ってきて、繋がりを作ってきたと思う。そして、世の中には様々な障がいや疾患があり、一人一人に希望する生活や抱えている困り事があり、希望する生活に少しでも近づけるように様々な人たちが支援していることを、この仕事を通じて知ることができた。また、実に様々なケースを経験させてもらい、相談支援の実践を積んできた濃い1年であったと思う。
 私が相談支援をするうえで大切にしていることは、謙虚さである。謙虚さは対人援助を生業とする全ての人に必要なことではないかと私は思っている。概ね3ヶ月や6ヶ月の頻度でモニタリングを行う相談支援専門員は、毎日通う事業所の支援員よりも圧倒的に顔を合わせる機会が少なく、直接の支援も行わないため、必要性をあまり感じられない存在になりやすい思う。だからこそ、横柄な態度をとったり、適当な聞き取りをしてさっさと帰ったり、連絡をしているのに全然繋がらないし折り返しもないというような対応は、あってはならないことだと思う。できない約束をしたり、何でも屋のように範疇を超えた支援をしたりすることも、支援の継続性が保たれないことで期待を裏切ることになり、相談支援の必要性や信頼を失うことになると思う。私は常に謙虚さを持って接することを心掛け、必要とされる相談支援とは何かを考えながら仕事をし、利用者本人及びその家族や関係機関からの信頼を得ていくことを目標にしてきた。ありがたいことに、私が勤務する事業所にかかってくる新規依頼の問い合わせは後を絶たず、私を指名して依頼される方も多くなった。一緒に働く相談員は素敵な人ばかりで、本当にこの事業所で働けてよかったと思う。そして、事業所や私個人のことを評価してくださる方々がたくさんいることに、本当に感謝しかない。評価してくださっている方や信頼してくださっている方の期待に応え続けられるように、これからも謙虚さを忘れずに仕事をしていきたいと思う。

②自己研鑽について振り返ってみる

 自己研鑽については、それなりに取り組んでいた1年であったと思う。昨年は1点足らず不合格となった社会福祉士国家試験を、今年は見事合格して資格取得できた。個人で参加している研修会には昨年同様に積極的に参加して、地域を超えた相談員の繋がりを持ち続けながら学びを得ることができた。会社の内部研修で講師をさせてもらったり、今年友人が立ち上げたオンラインコミュニティーにゲスト出演して話をさせてもらったりもした。音声メディアを聞き始めたことも大きな自己研鑽の機会になっている。あるチャンネルにハマり、その方の持つ価値観に魅力され、私自身のマインドセットを整えさせてくれている。仕事にも大変役立っており、本当に素晴らしい音声メディアに出会えてよかったと思っている。noteで記事を作成して投稿を始めたことも、私にとって大きなことであった。私は面倒くさがりで飽き性な性格なのだが、役立つ情報の発信や自身の思考を整理していくために、今後もマイペースでいいのでアウトプットする機会を意識して作っていきたいと思う。

③2022年のことを少し考えてみる

 私は、主導で何かに取り組んだり新しいことを立ち上げたりするよりも、すでに取り組んでいる方々と一緒になって取り組んだりサポートしたりすることのほうが得意というか、性に合っているように感じている。なので、志を持って地域貢献や社会貢献に取り組んでいる方々を応援しサポートしていきたいと思っている。そのためには、私自身がもっと相談支援の実績を積んで選ばれる相談支援専門員になること、私が勤めている相談支援事業所が選ばれる事業所になることが必要と思っている。現場で支援している方々を相談支援という立ち位置からサポートし、その結果利用者本人の利益に繋がればと思っている。
 もう一つ。利用者本人やその家族のエンパワメントを高めていくことも重要なことだと思っている。支援は、利用者本人との協働や、生活の大部分を共に過ごす家族との協働は必要であると私は思っている。利用者本人やその家族も主体性を持てるようにサポートし、支援者と協働して取り組んでいくチームを作っていけたらと思っている。
 まだまだ漠然としているものばかりで恥ずかしいが、2022年はこのような感じで仕事をしていきたいと思っている。もちろん、noteの記事投稿を継続することや、何らかの形で他者に伝えていくアウトプットの機会を、意識して作っていく努力をしていきたいと思っている。

 今後も参考になる情報を届けられるように頑張っていきますので、2022年もどうぞよろしくお願いします。ではまた次回。

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