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#164 読書録 未来の医療年表を読んで今の自分が一番気になる事に気づけた話

こんにちは!けーたです。

今日は、「未来の医療年表」を読みましたので、読書メモとして投稿いたします。

本の中身は、
1、未来の医療ロードマップ
2、病と健康を巡る常識、非常識
3、ガラパゴスな日本の医療と世界のスタンダード  
で構成されています。

さらに全6章に章立てされており、さらに細かいテーマが並ぶ構造です。

今回のタイトルにあるとおり、今自分が「医療」というくくりの中で一番何が気になっているのか?読み始めた項目の順番を振り返ると自分の興味関心が今どんな所にあるのか改めて気づく事ができました。

という事でここからは中身に触れていきます。


この本を読んでの全体感

一つ一つの話がコンパクトにまとまっており、トレンドを知るのには有用だったなと思います。

自分の普段の生活では絶対に耳にしないIPS細胞やES細胞、今後の人工臓器の展望などの方向性を短時間でつかむのには十分だなと思います。

今回は「医療の未来年表」に対して、医療の未来におけるガイドという位置づけでタイパすごくいい!という感想です。

一方、先日の読書録「戦争と哲学」については、過去の時間軸に戦争と哲学がどう位置しているかというガイド的な内容の本の構造(今回と近い)になっているのに、自分には刺さらなかった的な感想をあげていました。

この読書後のポジティブ、ネガティブの感情が発生する差分って何から生まれるの?過去の事に対してと未来の予測に対してだと本に対する期待値が異なるのか?など新たな問いが生れてきました、、、

どんな人におススメ?

自分の健康に意識が向き始める傾向が強くなる30代以降の方に広くおススメできるかなと思います。

皆気になるトピックスの医療の話ですし、自分の健康(お口のケア)についての超具体的な話や、先日noteにも投稿した安楽死の話があったりと多岐にわたるので、全体的なトレンドが気になる方には是非おススメいたします。

2020年9月に初版なので3年分の時間差を考えて、当時の書かれた事と、3年たった今の差分を考えて、どのぐらいの精度で未来予測が語られるのかを知るというのも面白い読み方かなと思います。

自分のアンテナが立った3つの項目

眼や皮膚には目処

天然臓器に対して人口の臓器の目処が立っているって嬉しい話です!自分にとっては特に「目」

今後は、脳に損傷を追って、麻痺をかかえてしまった状態に光がさすことを願っております。

お口のケアは覚悟を決めてやるしかない

これ、このタイトルの所2番目に読みました笑

なぜって、長らく歯の治療に通っているから。もっともっと若いことに虫歯というか歯のケアに時間を使っていればという後悔からこのテーマにアンテナ立ちまくりでした。

ただ、提案されている内容が、自分の読み間違えでなければ、相応の覚悟を持って歯を磨くべし(ケアするべし)と書かれていました。知っています笑

天然の臓器には未知の役割も。だからなるべく節約したい

衝撃だったのは、盲腸も今は切除ではなく、薬で症状を抑え込み温存を標準としていること。

天然の臓器の機能がまだまだある、ということに驚きです。最近youtubeで宇宙の事についてこれだけわかっているの?すごすぎる!!と驚愕していたら、こんなに身近な所にまだまだ未知の領域がある。

そんなGAPにも萌えました。

まとめ

最近noteに投稿した安楽死についてや、脳死について、voicyなどで聞く医療リテラシーの低さによる医療費逼迫の構造などが書かれていて、普段時間をなかなかかけられないけど興味のある医療領域の事をざっくり知る事ができたという意味でかなり有益でした。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは

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