#158 読書録 進化思考vol.4完結編 進化思考の流れを自分のモノにしたいと心から思った話
こんにちは!けーたです。
今日は、進化思考の読書メモを残します。読書録としての進化思考シリーズはこれで完結です。結果的に投稿はvol.4を数えました。一番多いですね。
その理由の一つとしては、500頁を超える物理的な本の厚さ。
それもさることながら、最初から最後まで得られる学びの質の高さ。たぶんこっちの寄与度が高いです。
時空観学習についての学びの切り口に対する丁寧な説明がこれでもかというほど続くのです。飽きません。というか消化しきれません笑
自分にとっての哲学の本の様に、何度も噛み締めないと理解できないというような複雑さや難しさはなく、一つ一つの考え方が精緻に作りこまれているので繋がりが見える。それがこの本の特徴なのかなと思います。
だから、丁寧に丁寧に読み込んでいきたくなる。そんな魅力的な本なので、読むのにも時間が必要でした。
ただ、このタイミングでこの進化思考という考え方の枠組みを知る事が出来たのは、決して遅くなかった!
進化思考という積読を再び手に取り向き合い始めて、読み始めた少し過去の自分を褒めてあげたいと思います。
これって、TOMOGAKUってサービスで読書会の日が決められている事も大きい。
もし、自分の思考の深さや広さに何となく劣等感を感じやすいなという方には、俗にいう鈍器本に近い本なので読みこむのは大変なのですが、激推ししたくなる本です。
読み切った暁には2つの点で良いことが起きると実感しています。
1つ目は、進化思考の考え方を知り、使いたくなる。間違いない!
2つ目は、読書に対する自信がつきます。山に登った感w
リアルな本を好んで買い、読みながら色に自分なりの意味を持たせた付箋を貼っていくのですが、最終的にこんな感じになりました。
ということで、ここからは詳細に触れていきます。が時間がないので、章立てを残して、一度締めます。(20240321ver1.0)
では、ここからはver1.1としての更新分を書いておきます。
vol.4で読んだ範囲の全体感
この範囲の自分のスタート地点は、「変異と適応」という大きなくくりの中の、「適応」における予測というものからでした。
ありていに言ってしまえば、フォアキャストか、バックキャストどっちから考えますか?ってことです。
でも、進化思考を読んできてこの予測にたどり着くと、今までよく聞くフォアキャスト、バックキャストの考え方と解像度が違います。
自分比ですが、ドット絵vs一眼レフの写真ぐらい違います。自分比ですから好きに表現して良いはず笑
予測までくると、次にはコンセプトという考え方につながり、コンセプトというのは、進化思考の考え方である時空観の考え方を通して、受精=英語ではconception=コンセプトというものにたどり着きました。
もう一度進化思考の流れを総復習というか、らせん状のループで高まっていく感じです。
同じことを書いているのではなく、違った角度から丁寧に説明されて深まっていく感じ。
この読後感はなかなかないです。初めてかもしれません。
500頁あるのに、ダブり感なく同じコンセプトの詳細が書かれていて新鮮味を感じつつ深まる。きっとこれが推したくなる魅力なのですね。
記憶に刻み付けたいフレーズ達
データは客観を導く、思い込みによって自分の可能性を減らしている
同じ見開きページの中に書かれている言葉を自分で繋げました。
何が自分に刺さったのか?
諦めるってこと、ちゃんと期待値計算の結果と答え合わせしてから決断していますか?ということが書かれている点です。自分としてはそこが刺さりポイントでした。
成功確率1%なら、1回失敗しても、あと99回チャレンジしないといけないし、そのどこかの1度の失敗で大きく凹みやめてしまう。あるある。
そんなリスクを、客観的なデータを使って自らのバイアスを乗り越えていけば、可能性を減らしてしまう事が避けされる。
そんなことが書かれています。自分のやや読みたいように読んでいる誤読ですがありでしょう。変異と適応の範囲内です!
夢を語れる人だけが、そこに至る具体的なステップを思い描き、現実化するための一歩を踏めるのだ
自分が夢を語れない人だと思っているから、このフレーズにドキッとして頭に刻み付けようとなりました。
そして、夢を語る為の一つの手段として、バックキャストのシナリオ作りの具体例が書かれていました。
作者が100年後の未来をショートストーリーで書いており、そしてその分の最後あたりに、ちょっと夢が垂れ流しになった駄文で恥ずかしいのですが、と書かれており、やっぱり夢の垂れ流しは恥ずかしいものなのだなと笑
自分達の刷り込まれた規範ではそうなるらしい。
OK!恥ずかしがりながら垂れ流そうと思いました。思考は自由です。そしてより詳細に思い描けば描くほど、バックキャストで行動につなげられる。
そこはきっちりと解像度を上げる。これ大事。いやむしろこれが無いとダメともいうことかも笑
自然選択のチェックリスト
438頁にチェックリストとしてまとめられているのです。ただし、ここまでに丁寧に進化思考の時空観の流れが理解できていないと何のこっちゃいなとなります。
ただ、ありがたいことに夢中で読んできたのでメチャクチャ振り返りに役立ちます。なので書きながら頭にも叩き込みたいので残しておきます。
まとめ
ちょっと長い、そして中身のない読書メモをここまで読んでいただいた方でかつ、まだ進化思考を読んでいない人には是非是非、読むことで間違いなく実りのある、この本を手に取り読み始める事を推しておきます。
激推しではないのは、冒頭でも書いていますが、物理的な重さが手首を攻撃してくるからです笑
ただ、装丁がメチャクチャかっこいいのでリアルな本を自分としてはおススメしたいと思います。
この本に出逢えたことにより自分の思考の幅が間違いなく進化できた!!!と自信をもって言えるのでそれをまとめとします。
だれかの選書の参考になれば幸いです。
ではでは
そうそう、今日はこちらの投稿を更新しました。この本は激推しです!!
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