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#244 死の言葉を読んで「死は生命の最大の発明である」を違う角度で見た話

こんにちは!けーたです。

今日は、「死の言葉」を読んでの気づきを簡単にnoteに投稿いたします。


〇なぜ、この本を手に取った?

自分は結構死生観についていろいろ考える事があり、佐藤優さんが書かれた「死」についての本とういう事でピンときて手に取りました。

そして、タイトルの写真に載せている要因ビビットな黄色のみの有る惹きつける色の装丁。これにやられました。

〇死は生命最大の発明である。

これ、本の帯にもなるぐらい有名なスティーブジョブのスピーチの中の一部です。

終わりがあるからこそ、自分としては終わりがある事に気づくからこそ、生きる為の目標が生れそれに向かって前進できる。

って書かれていて、そうだよな。って思う所が半分。

でも、そう思えないなという思いが半分。

改めて「偉人」の言葉を補助線として「死」を意識する事により自分がどう行動を変えるのか?

そもそも、本当に解像度高く自分の行動が変わるレベルまで死を意識する事はどうやったらできるのか?問いが立ちました。

この本を使い、自分が「死」をどう考えているかって事に気づく事ができてかなりよい学びになりました。

この本の面白い所は、「死」を軸としているのに、スティーブジョブズの章でのまとめにはこう書かれているのです。

少し乱暴に言うと、ジョブズのスピーチはジョブズという人格が言っているのではなく、「資本」が言わせている言葉です。
つまり、ジョブズという稀代のイノベーターにして経営者の正体は「資本の人格化」なのです。

出典 死の講義

あれ、死についてかと思ったら、資本という枠組みのなかのジョブズって話になっている笑

このまとめで、感じたのはスティーブジョブズの意見も全て飲み込むのではなく、クリティカルに考えるってことが重要って事です。

「やっぱりクリシンだよね」って学生時代によく言っていた言葉を思い出しました。

死については網羅的に書かれているので、重いテーマですが気になる方は読まれてみると良いかと思います。

誰かの選書の参考になれば幸いです。

ではでは



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