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命の使い方 7

こんにちは😊
今年も残り2ヶ月ですね。
時の流れは本当に早いですね。

今回は自分が行った治療とその時の気持ちを書いていきます。
がんの治療は大きく分けて3つ。
『抗がん剤』『放射線』『手術』です。
私は全ての治療を行いました。
全ての治療とても辛かったです。
まず『手術』以前も書きましたが脳に転移していた為2日連続の開頭手術。

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手術後です。ICUから一般病棟に移った直後の写真です。
痛みよりも水分を好きなように飲めなかったことの方が辛かったです💦
もう1つの手術は下腹部にある原発を取る為の手術。

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私は頭の手術よりこの手術後の方が痛みを感じました。さらに内臓系の手術は翌日
強制的に歩かされます。
これが痛いし、勘弁して欲しかったです。

次に『放射線』
私は全頭照射でした。照射時間は1分程度。
照射が終わった直後は何ともなかったのですが少し時間が経つととてつもなく激しい吐き気、倦怠感に襲われました。
この治療を土日を抜いて14回。この治療で『放射性物質』の恐ろしさを体験しました。
そしてもう1つの気持ちが広島、長崎の被爆者の皆さん、それにも屈することなく日本を立て直してくださった先人たちへの『感謝』でした。

最後に『抗がん剤』
投与された薬は『BEP』『TIP』『VIP』の3種類
もうね、抗がん剤の副作用。これは本当にヤバいです。
一般的に言われているアレです。
吐き気、味覚なくなる、髪の毛抜ける、手足の痺れ、むくみ、めまい、貧血、倦怠感などなど

下記副作用の写真です。

抗がん剤1

浮腫2

浮腫



しかしある日、抗がん剤に疑問を持ちます。抗がん剤を投与する為の点滴、輸血、飲み薬。
あれ?これって悪循環じゃない?
結局輸血しても抗がん剤でまた貧血。また抗がん剤を投与する為に輸血。
『???』ここで抗がん剤治療やめました。
もちろん抗がん剤で助けてもらった事も事実。だから否定はしません。が、自分の目的と違うと感じたのですぐに止めました。
私の目的は『元の生活に戻ること』先生の目的は『がん細胞を無くすこと』

私は肺に転移した細胞は取りきれない。と1番最初に言われています。
自分の体内にがん細胞が残ることは容認していました。この細胞も自分の細胞であることは間違いのない事実。共存すると決めていたので先生の目的に大きな疑問を持ち止める決断をしました。

抗がん剤を止めてどんなことをしたのか?
次回書いていきます。

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