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ドローンの教科書 徹底解説 「操縦者の責任」


こんばんは、尾張一宮ドローンサークルのさとぴかです。

いつも読んでいただき、ありがとうございます。

今回は第11章、ドローンの操縦者としての責任についてですが、前回の「単位」の話しとは違って、実用的な話しとなります。

ドローンを活用する時に忘れてはいけないのが、事故のリスクです。

ドローンは気軽に操縦が出来ますが、常に墜落や、人や物への衝突事故などの危険が付きものです。

そこで、ドローンで事故を起こした場合、どのような責任が発生するのか、
事故を起こす前に事前に知っておくと良いと思います。

是非、最後まで読んでいただけましたら幸いです。

では本題になりますが、
今回はドローンの教科書標準テキスト、96ページです。

教科書を持っていない方は、こちらをご覧ください。

第11章 操縦者の責任

ドローンには、人や物との接触事故、落下事故が付きものです。

その事故によって、人や物や誰かの所有物を傷つけてしまった場合、「民事」「刑事」「行政」のいずれか、または全ての責任を取らなければなりません。

まず、「民事上の責任」とは、何らかの理由によって第三者に損害を与えてしまった場合、加害者は被害者に対して、発生した損害について、金銭的に賠償する責任を負うことを言います。

民事事件の場合、原因の多くが、操縦者による「過失」があげられます。

過失、とは、ある行為を不注意で、うっかりやってしまう事を、過失と言います。

例えば、バッテリーの残量が少ない状態でドローンを遠くまで飛ばして、バッテリー切れで落下して、他人の車などの所有物に傷などを付けた場合、これは操縦者の過失となり、民事責任が発生します。

ただし、これは車に当たって傷をつける等、被害者に損害が発生しない限り責任を負う事はありません。

民事責任とは、あくまでも被害者に発生した損害を賠償させる為の制度です。

次に刑事上の責任についてです。

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