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「もう12月」と、過ぎ去った時間を嘆くよりも。

ついに12月。2023年も最後の月。もう12月って思うけど、今年は少し気持ちが違う。来年を待っている自分がいる。12月を軽んじてるわけではなく、今年はなんだか自然に来年を迎え入れようという気持ちがあって、来年を気持ちよく迎え入れるために、12月をどう過ごそうかっていう、そんな気持ちかもしれない。

毎年この季節になると「もう12月か、今年も早い、なんかいろいろ何もできなかった」と過ぎ去った時間のことばかり考えてるような、そんな心境が多かった気がするけど、もちろん反省すべきこととか、振り返りは大事だけども、それでもこの1年を頑張って過ごしてきたこと、1日1日を生きてきたこと、何か大きい変化がなくても、人生を一つまた歩んだ。それでいいんだという気持ちが今年はある。

時間は過ぎ去ったわけじゃない。この1年が自分の中にちゃんとある。そんな実感を今年は感じられている。何か特別に頑張ったわけじゃないけども。あるんだなって。

また来年も来年なりの道を自分なりに歩く。何かを変える必要も、積み重ねる必要もない。ただ懸命に1日1日を生きていけばいい、その繰り返しでいい。ちょっとした安心感と、ささやかにみなぎる力を身体で感じている。

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