さとし

対話、コミュニケーション、人間関係、心についての思索を綴るnote。仕事は対話型の研修…

さとし

対話、コミュニケーション、人間関係、心についての思索を綴るnote。仕事は対話型の研修やワークショップの企画や運営、傾聴の講師。2023年から筆絵作家として絵の販売も始めました。一人のときはピアノをずっと弾いていたい。2歳と0歳の娘のパパ。

マガジン

  • 対話するパパ~結婚って、夫婦って、家族ってなんだろう?~

    • 2本

    世田谷で毎月一回、パパたちが集まって、子育てのこと、パートナーとのこと、結婚ってなんだろう?夫婦って何だろう?親になるってなんだろう?などのテーマで、思うことを自由に語らう対話の会を続けてきました。2023年、気付けば5年目に突入。5年も続いてるってすごい!そんな対話好きのパパたちがnoteを始めました。一体どんなことを書いてくれるのでしょう。家事育児のあり方、かかわり方がぐわっと変わってきた過渡期の時代に、対話するパパたちは何を思うのか?ぜひ読んでみてください。どうぞよろしくお願いします。

  • 対話、聞くこと

    対話や聞くこと、コミュニケーションに関する記事をまとめてみました。

最近の記事

  • 固定された記事

繊細さんのためのコミュニティ「みんこえ」のご案内(参加者随時募集中)

僕は、facebookで、繊細さんのためのコミュニティ「みんこえ」というのを主催しています。ここでは「みんこえ」がどんなことをしているかを紹介したいと思います。 「みんこえ」は、傷つきやすくて落ち込みやすい僕が、同じ悩みやつらさを叶える人たちと一緒に、そのままの自分を語れるコミュニティとして2019年に立ち上げました。 現在のメンバーは43名です(2022年4月) 主にやってることは以下の2つです。 ①週に一回の気持ちのアンケート ②モヤモヤを話したいときのヘルプボタ

    • 【お知らせ】3/30(土)「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内

      3月30日(土)横浜市青葉区寺家(じけ)町にある「里のengawa」さんのハナレにて、日本人の存在感覚に根差した口承即興舞台「きくみるはなす円(縁)坐舞台」を実践する「有無ノ一坐」坐長の橋本久仁彦さんをお呼びし、一日の円坐を開きます。 僕も一緒に守人を務めさせていただきます。 円坐に寄せて、言葉を綴りました。 ご一読いただきたく、ご案内申し上げます。 ーーーーーーーーーーーーーー 2024年1月、昨年末に受けた健康診断の結果が家に届き、夕食のあと何気なく見てみると

      • お互いの歴史を見つめ合える時間をつくる。(1/22(月)17:00~19:00「里の円坐」のお知らせ)

        先月から、内山節さんの『「里」という思想』という本を読んでいます。 https://www.amazon.co.jp/dp/4106035545 暮らしている土地や自然とともに生きてきた昔の日本の人たちの自然観や人間観、死生観にまたいろいろなことを考えさせられ、近代的な価値観に違和感を感じながら、無意識に影響を受けている自分を見つめつつ、いつの間にか陥っている孤独と自己保身の強い自分を改めて感じている最近です。 人と自然がともに歩んできたその関係性としての歴史、文化、風

        • 「もう12月」と、過ぎ去った時間を嘆くよりも。

          ついに12月。2023年も最後の月。もう12月って思うけど、今年は少し気持ちが違う。来年を待っている自分がいる。12月を軽んじてるわけではなく、今年はなんだか自然に来年を迎え入れようという気持ちがあって、来年を気持ちよく迎え入れるために、12月をどう過ごそうかっていう、そんな気持ちかもしれない。 毎年この季節になると「もう12月か、今年も早い、なんかいろいろ何もできなかった」と過ぎ去った時間のことばかり考えてるような、そんな心境が多かった気がするけど、もちろん反省すべきこと

        • 固定された記事

        繊細さんのためのコミュニティ「みんこえ」のご案内(参加者随時募集中)

        • 【お知らせ】3/30(土)「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内

        • お互いの歴史を見つめ合える時間をつくる。(1/22(月)17:00~19:00「里の円坐」のお知らせ)

        • 「もう12月」と、過ぎ去った時間を嘆くよりも。

        マガジン

        • 対話するパパ~結婚って、夫婦って、家族ってなんだろう?~
          2本
        • 対話、聞くこと
          10本

        記事

          「毎日ブログ投稿」が無理だった人へ。(文章を書くのが好きなら諦めるのはまだ早い)

          先日、イベント(11月の円坐)の案内文を書きあげた。1週間かかった。実際に書きあがると、なんだか自分の人生のステージが少し進んだ感じがする。一歩大きく何かが進んだような感覚。嬉しかった。 文章を書きあげることは、一つの作品作りのようで、人に読んでもらえる喜びがあるし、これからも書いていきたいと思う。 でも僕の場合すごく時間がかかる。書いては修正して、また指が止まり、考えて考えて、書いて、また修正して、考え込んで、大きくやり直して、、、 そんな風にしか書けない僕が、「毎日

          「毎日ブログ投稿」が無理だった人へ。(文章を書くのが好きなら諦めるのはまだ早い)

          11/10、11/11-12「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内

          日本人の存在感覚に根差した口承即興舞台「きくみるはなす円(縁)坐舞台」を実践する「有無ノ一坐」坐長の橋本久仁彦さんをお呼びし、円坐を開きます。 円坐では、集まった皆様が文字通り丸くなって坐ります。決まった目的やテーマなどはなく、話したくなった方が話したい話をし、特に無ければ黙っていてよい場です。 語られた言葉は、円坐守人が辿ります。辿られた言葉は、ともにする場と心に刻まれ、私たちの奥にある「生きている」という実感を揺らします。 円坐は、始まってみるまで何が起きるか分かり

          11/10、11/11-12「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内

          新しい絵

          新しい絵を描き始めています。なかなか日々の中に筆を取れる時間が作れず、今回も完成までかなり時間がかかりそうです。 今回もまったくイメージ無く描き始め、最近までずっと今回はどんな絵になるんだろう?と思いながら描き続けていましたが、先日やっと一つのイメージ、カタチが見えました。この瞬間がとても好きです。 ここからそのイメージを念頭に置きながら描いていきますが、まだ途中で変わることもあります。道のりはちょうど折り返し地点というところでしょうか。 どんな絵になるか、楽しみにして

          新しい絵

          円坐に向けた言葉

          今年、2023年の春、前回の円坐から2年半の月日を経て、橋本さんと久しぶりの再会、そして円坐を開きました。 それまで毎年、橋本さんと円坐をともにしていたこともあり、橋本さんとお会いしないこの2年半の時間は、とても長く長く感じられる時間でした。 娘が生まれたことも合わさり、妻と二人だけだった暮らしが一変し、まったく新しい生活、新しい日々になったことも、長く長く感じた一つと思います。 最寄り駅に橋本さんを向かえに行き、改札前で待っていたところに橋本さんの姿が見え、2年半ぶり

          円坐に向けた言葉

          【先送り対策】「やりたい」「気になる」を耐える練習。「苦手」って勝手に決めるな。

          気になってることがあっても、やるべきタスクをやる。行動すべきことをする。これが普段はなかなかできない。締め切りが迫ってこないとできない。締め切りも、ただ設定した時間じゃ効果がない。気持ち的に「やばい」と思えないと動けない。明日までの締め切りも、夜中の12時になっても漫画を見ていたこともある。深夜3時ぐらいになってやっと始めることもあった。 そんなに先送りする必要なんかないって分かってる。だから必要性でやってるんじゃなくて、怖いからずっとできるかぎりに引き伸ばしたい。好きなの

          【先送り対策】「やりたい」「気になる」を耐える練習。「苦手」って勝手に決めるな。

          「死んだらどうなるのか?」時間の哲学書から教えてもらった (その1)

          死後の世界を、僕は信じてない。 でも、今日は少し話してみようと思う。なぜ急に話してみたいと思ったかというと、今読んでいる『時間についての十二章』という本の中に、「生の時間」と「死の時間」っていう話が出てきて、その内容がとても腑に落ちたから。死後の世界は、いまだに信じてはいない。でもこの「死の時間」というのはあると思える。「死の時間」とは何か? 僕は死ぬのが怖い 怖いというか寂しい。この人生で出会った人たちと別れてしまうのがとても寂しい。もう二度と会えなくなるっていうのが

          「死んだらどうなるのか?」時間の哲学書から教えてもらった (その1)

          「孤独」から抜け出す。

          自分が対話を探究していきたいのは、それが僕たちの幸せに繋がるだろうとその可能性を期待しているから。 僕らがもし今不幸なのであれば、それは対話が足りないからだと考えている。 僕らの不幸とは、他者とのつながりを持てていないことだ。それゆえに自分とも繋がれていない。 自分との繋がりって、例えば、自分の気持ちを素直に言葉にできるかどうか。自分との繋がりが弱いと、自分が何を思っているか、何を感じているか、怒っているのか、悲しんでいるのか、嬉しいのか、楽しいのか、寂しいのか、悲しい

          「孤独」から抜け出す。

          僕にとっての「対話」の定義。

          自分のやりたいことのどこを切っても「対話」がある。 「対話」なくして、僕の人生はないし、 誰の人生にも「対話」があって欲しいと思う。 ただ、対話の定義は、狭いものから広いものまであって、 今のこの世界で、対話の定義を統一させるのはほぼ不可能だろうと思う。 だから、僕がしたいことを「対話」と言っても、僕がこの言葉に乗せているイメージよりも先に、今、いろんなところで語られている対話の定義が先に浮かんでしまうだろう。 その人の中に浮かぶ対話のイメージを僕が制御することはできな

          僕にとっての「対話」の定義。

          「親心」って何?どうやって育つの?誰でも持ってるの?

          明日は、月に一度の子育てパパの対話会です! https://tettohiroba.org/archives/event/papa-talk_230715 毎回、参加された方に「最近気になっていること」「みんなに聞いてみたいこと」などを紙に書いてもらって、それを紹介するところから始めて、あとはフリートークという進行でやっています。 自分で振っておいて、自分はあまり書けない、言葉が出て来ないことも多くて、みんながスラスラ書いてるのを見て、すごいなーなんて思ったりしています。

          「親心」って何?どうやって育つの?誰でも持ってるの?

          自分が描いた絵の評価を、自分がするなんておこがましい。という話し。

          Instagramに描いてる絵の途中経過をアップしました。毎回どんな絵になるのか、即興で描いているので分からずハラハラしてます。 この絵も、このちょっと前まで自己評価はかなり低めでした。でも、今までも途中まで自己評価低めの絵でも、描き続けてみたら、あれ?結構悪くないかもってなることがあり、微妙な絵と思っても描き続けることにしています。 今回も、途中まで低かったのですが、ここに来てちょっと評価が上がってきました。そこまで悪くない。まだ逆転の可能性ありという感じまできました。

          自分が描いた絵の評価を、自分がするなんておこがましい。という話し。

          愛は循環。与え、巡り、流れていくこと。円環の輪の一部になること。エーリッヒ・フロム「愛するということ」を読んで。

          愛は与えるということ、フロムが本にそう書いてくれて、これは本当にそうだなって思う。けど、もう一つのイメージも浮かんできた。愛とは、自分のところに来たものを止めずに流すもの。自分のものや精神的な表現を与えるでもいいけど、世界は循環してるんだっていうイメージからいくと、自分のものという概念が少し邪魔になる。すべてのものは自分のところにたまたま流れ着いて、そしてまた誰かのもとに流れゆくものであって、その流れを止めずに、その流れの一部になれるかどうか。そういうことが試されてるんじゃな

          愛は循環。与え、巡り、流れていくこと。円環の輪の一部になること。エーリッヒ・フロム「愛するということ」を読んで。

          2023年4月1日(土)、2日(日)「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内

          日本人の存在感覚に根差した口承即興舞台「きくみるはなす円(縁)坐舞台」を実践する 「有無ノ一坐」坐長の橋本久仁彦さんをお呼びし、円坐を開きます。 円坐では、集まった皆様が文字通り丸くなって坐ります。決まった目的やテーマなどはなく、話したくなった方が話したい話をし、特に無ければ黙っていてよい場です。 語られた言葉は、円坐守人が辿ります。辿りは、聞くとも言えるのですが、でもただ聞くとは違うのです。どう違うのか、ぜひ円坐に参加して体験して欲しいです。 円坐は、始まってみるまで

          2023年4月1日(土)、2日(日)「寺家ふるさとのengawa円坐」のご案内