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犬派VS猫派【インタビュー】

あなたは犬派ですか、猫派ですか?
「賢い犬に決まっているでしょ」
「いやいや、猫のツンデレこそ最高だよ」

しかし、当の本人達はどう思っているのでしょう。
今回はインタビューを交えつつ、犬派VS猫派について考えてみます。

いつでも上機嫌

最初に話をうかがったのは、郊外に在住の柴犬。
ソラさん(7歳)は、毛をきれいに刈り込んだスマートな男性です。人間でいえば40代前半で、中年の魅力について語ってくれました。

「なぜいつも上機嫌なのかって?むしろこっちが聞きたいですね。みんなはどうしていつも不機嫌なんだ?って。魅力?そりゃあ子犬は可愛いですよ。でも、長く主人に寄り添って来たからこその信頼感があります。それが中年の良さですね」

犬はいつでも上機嫌です。飼い主が不機嫌でも、お構いなしに喜びを表現します。叱られて落ち込むことも、ほんの一時だけです。
人との接し方については、彼らを見習う必要がありそうです。

お出迎えは静かに

海辺の町に住むマックス(4歳)はロシアンブルーの雄猫です。
「そもそも犬と比べられるなんて心外だ」
インタビューは難航しました。
そこは猫大好きチャオ◯ゅ~るの力を借ります。

猫は「家の人が帰ってきても素っ気ない」とよく言われます。それについて、どう考えているのか聞いてみました。

「べつに帰ってこようが、オレには関係ないね。」
「ていうか、そもそも家の主人はオレなわけだし」

主人に尽くす

昔から犬は賢く忠実だといわれています。
ご主人に尽くすのが、犬の勤めだと熱く語るのは、
都内の一軒家に住むココさん(2歳)
彼女は美しい毛並みが自慢の、愛くるしいマルチーズです。

「いまどき?って思われるかもだけど、やっぱりご主人様が一番好きなの」

話を聞いている間も、愛想を振りまくことを忘れません。家族の一員として、主人に対する想いを語ってくれました。一方、猫に対しては、少々辛口のコメントを頂戴しました。

「猫?ミュージカルになったからってなによ。家も食事も与えられているのに、自分が主人気取りなんて信じられないわ。」

ワタシに気安くさわらないで

「そもそも、ワタシに気安く触らないでほしいわ」

不機嫌に答えてくれたのは、同じ都内のタワーマンションに住むキナコさん(5歳)です。アメリカンショートヘアーのトラ柄が美しい彼女。
丁寧に毛づくろいしながら続けます。
「ワタシがかまって欲しい時だけ、構ってくれたらいいのよ」
「犬?あんなのと一緒にしてほしくないわ。人間に尻尾を振って、ついていくなんて。そもそも主人はワタシよ?。」
犬については少々厳しい意見の持ち主です。

まとめ

彼らは文句をいいつつ、インタビューには気さくに答えてくれました。
なんだかんだいっても、彼らは幸せそうです。
しかし、世の中には、恵まれない子がたくさんいるのも現実です。
わたしたちにできることは何でしょう。
それは、まず家族である彼らをしっかり守り、愛してあげることだと思います。その点については犬派、猫派とも納得するに違いありません。

うやむやのうちに、戦いはまた引き分けです。
こうして戦いは続いていきます。

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